首都がすべて世界遺産!今こそ知りたい、おとぎの国「バルト三国」の魅力

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「バルト三国」と呼ばれるエストニア、ラトビア、リトアニア。ロシアやヨーロッパ諸国の影響を受けながら独自の文化を発展させてきた国々で、中世の面影を色濃く残すそれぞれの首都は世界遺産に登録されています。

バルト三国の珠玉の3都市をご紹介しましょう。

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タリン(エストニア)

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バルト三国のうち最も北に位置し、フィンランド湾をはさんでフィンランドのすぐ南に位置するのがエストニア。首都タリンの旧市街は「タリン歴史地区」として世界遺産に登録されています。

街の名前の由来は、「デンマーク人の城、街」を意味する「ターニ・リン」。その名の通り13世紀にデンマーク人によって建設され、海運交易の拠点として栄えました。

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14世紀頃の建造物の多くがそのままの形で残る街並みは絵本から飛び出してきたかのようで、「中世が生きた博物館」とも呼ばれるほど。

タリン歴史地区のみどころ

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小高い丘になっているエリアがタリンの山の手、トーンペア地区。貴族階級の住居が集まっていたため、今でもおとぎの世界のような雰囲気を残しています。

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この地区のシンボルがトーンペア城。13世紀に建設された要塞に増築が繰り返され、46メートルの塔をもつ現在の姿となりました。かわいらしいピンク色が印象的ですね。

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トーンペア城の前にあるのがロシア風の教会、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂です。1900年にロシアのアレクサンドル3世によって建てられたもので、この地がロシアによる支配を受けていた歴史の証人です。

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旧市街の中心をなすのが、周囲を歴史的建造物に囲まれたラエコヤ広場。かつて商人の館などであった建物の数々が、現在はカフェやショップとして訪れる人々を楽しませてくれます。ここで開催されるロマンチックなムード満点のクリスマスマーケットも有名です。

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リガ(ラトビア)

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バルト三国の真ん中に位置し、北はエストニア、南はリトアニアに挟まれた国がラトビア。首都のリガはバルト海に面した港町で、「リガ歴地区」として世界遺産に登録されています。その美しい街並みから「バルト海の真珠」、「バルトのパリ」などと称賛されてきました。

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旧市街の基礎はドイツ人によって築かれたため、街並みには中世ドイツの面影が残ります。1282年には自由都市連合であるハンザ同盟に加わり、ロシアと西ヨーロッパを結ぶ交易の拠点として繁栄しました。ドイツ的な建造物のほか、アールヌーヴォーやゴシック、バロックといった様々な建築様式が融合した独特の風景が魅力です。

リガ歴史地区の見どころ

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旧市街のランドマークのひとつとなっているのが重厚な外観が存在感を放つリガ大聖堂。

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世界で4番目にパイプが多いとされるパイプオルガンが有名で、内部ではオルガンコンサートも開かれています。

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リガ歴史地区の中でひときわ特徴的な建造物が並ぶのが市庁舎広場。

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なかでも華やかな装飾が目を引く建物が、「ブラックヘッドハウス」。14世紀にリガに暮らしていた独身のドイツ人商人のギルド(組合)メンバーのために建てられた会館です。

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15世紀に完成してから何度も損傷と再建が繰り返されてきた聖ペテロ教会からは、リガ歴史地区を見渡すことができます。ユニークな建物で埋め尽くされた街は、まるでおもちゃ箱のよう。異国情緒満点の街並みに感激するはずです。

ヴィリニュス(リトアニア)

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バルト三国の中でもっとも南に位置するのがリトアニア。首都のヴィリニュスは、バルト三国の中では唯一港に面していない街で、街の名前の由来にもなったヴィリニャ川とネリス側の合流地点にある丘を中心に広がる街です。

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「ヴィリニュス歴史地区」として世界遺産に登録されており、タリンやリガとはまた違った落ち着いた風情が楽しめます。

ヴィリニュス歴史地区の見どころ

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白亜の神殿のような外観が印象的なヴィリニュス大聖堂。リトアニアを統一したミンダウガス王が十字軍の弾圧から逃れるため1251年にキリスト教を受け入れて最初に建設した教会がはじまりです。大聖堂の前に立つ高さ53メートルの塔の下層部分は13世紀の城壁の一部で、ヴィリニュスで最も古い建造物の一つです。

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「夜明けの門」は1503年から1522年にかけて築かれた城壁にあった5つの門のうち、唯一現存する門です。門に描かれている聖母マリアの肖像は17世紀のもので、奇跡を起こす力があると言い伝えられています。

有名な観光スポットだけでなく、入り組んだ路地にいたるまで街全体に中世の息づかいが感じられるかのよう。バルトの国々はここでは紹介しきれない魅力に溢れています。

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中世ヨーロッパの街並みを体験したい人にはまさに夢のような場所といえるのではないでしょうか。

[All photos by Shutterstock.com]

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