ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

「無理!二度と産まない」とまで思ったけれど…出産の痛みは産んだら忘れるって本当!

DATE:
  • ガジェット通信を≫

予定日に産婦人科で検診。

「子宮口も開いてないし、赤ちゃんも下がってないしまだまだだね? 今週、運動頑張ってね。無理なら来週入院しましょう」

まだかまだかとドキドキワクワクしていたけれど、しばらくは産まれそうにないのかと夫婦ともにがっかり。

頭が大きめで、体重もどんどん増えていると聞かされていたのでとにかく早く産みたい気持ちでいっぱいでした。

なんとか早く産みたくて、よしウォーキングに行こう!と2人で家を出たものの、その日は風がとても強く寒くて歩けそうになかったので、近くの赤ちゃん用品店へお産にいいと聞くラズベリーリーフティーを買いに行く事に。

その時点で夜の8時くらいだったのですが、お店をウロウロしているときなんだか生理痛のような痛みが。

動けなくなるような痛みではありませんでしたが、割と強めの痛み。

病院ではまだまだと言われていたしまさかな、と思いそのまま買い物して帰宅。

家についてしばらく2人でゲームをしていたのですが痛みは治まることなくどんどん強くなる一方。

おかしいなと思い陣痛を測るアプリで時間をとってみると間隔は3分から5分程。

病院からは10分間隔になったら連絡してと言われていたけれど、そんなに痛くないし…まだって言われていたし…と思い主人に相談すると、湯船に浸かると陣痛が強くなるらしいよ!入っておいで!と言われ痛みに耐えながら湯船に浸かりました。

痛みは強くなるわけでもないけれど治りもしないので、まぁ様子見してくださいと言われるだろうなと思いつつ病院に電話をすると、

「入院の準備を持ってきてください」

とのこと。

気がつくと予定日から日付けが変わった頃でした。 関連記事:陣痛の始まりから終わりまで。痛みと戦った24h、完全レポート

病院につきNSTをして、内診をしてもらうと、

「陣痛は来ているけど子宮口は開いていない」

と言われ、

(陣痛きてるのに産まれないってなんだ?)と思いつつ、この時にはかなり痛みが増して動くのが辛い程だったので、ぼんやりと話を聞いていました。

その後静かに耐えていましたが、あれよあれよと痛みが増してきて呼吸も辛い程に。

看護師さんが、

「もっと痛くなるから寝られるうちにウトウトしておいてね」

と言うけれど、いやいやこんな痛みで寝られるわけないだろ!と思いそのまま朝に。

朝になる頃には静かに耐えられるレベルではなく、痛みの波が来た際は冷や汗をかきながら、フー!!フー!!さすってー!!と声を出していました。

看護師さんに「まだですか?いつですか?」と繰り返し尋ねる私。

今思えばまだ尋ねられる余裕があったのです。

そんな痛みが治まるわけもなくどんどん増していき、気づけばお昼。

夜中から割と短い間隔で強い痛みがきていた為、私の体力はかなり消耗していました。

痛みの波の時はさすってー!と叫び、おさまっているときは意識朦朧を繰り返していると、看護師さんが隣にいる主人に、

「長い陣痛で体力がなくなってきている。間隔も長くなっているので促進剤を打ちましょう」と話しているのがうっすら聞こえ、私本人にも同意書へのサインを求められましたが、もちろんそんな余裕はないので主人に任せました。

頭の中では、

(こんなに痛いのに間隔が遠のいてるの?促進剤うつってまだ痛くなるの??)

と、半分パニックになっていましたが、疲れと寝不足でよくわからない状態。

促進剤を打ち痛みが強くなり、あんなに楽しみにしていた出産でしたが、

「もう二度と産まない。無理。次産むなら無痛にする。絶対。子供何人も産んでる人はこれに耐えてるなんておかしい」

なんて頭の中を無限ループしていました。

そんな事を考えながらフーフーと呼吸をし、看護師さんが見に来た際には「まだですか!?」攻撃を繰り返す私。

見かねたのか「もう9cmも開いてるしいきみましょうか」と分娩台を出産モードの足を開く形に変更し、いよいよいきむ事に。

やった、やっといきめる、産まれる!と内心ガッツポーズの私でしたが、ここから子宮口を柔らかくし、赤ちゃんを降ろす作業のいきむ波がきてはいきむ、が2時間ほど続きました。

さらに骨盤が狭く頭が挟まってると言われ、なかなか降りてこない始末。

もう限界だ!と割と早い段階で思ってはいましたが、本当にここが限界だ!と言うような気持ちでした。

主人は入院時からずっとそばについていてくれましたが、痛みにのたうちまわる私を見て「こんなん無理やろ…」と思っていたようです(笑)

そして2時間の格闘の末、気がつくと足の向こう側に先生が。

ちらっと私の股を見てテキパキと看護師さん達に指示をし、

「あと2回いきんだら産まれるから。ここ意識していきんでー」

(え?いきむのあんなにしてもダメだったのにあと2回で産まれるの?)

とびっくりしつつ、先生の指示通りにいきむ私。

2回では無理でしたが3回目いきんだあと、

「はい!もういいよ!赤ちゃん飛び出ちゃうから!手を胸に置いてハッハッと呼吸して」

と言われ、え?え?え?と私の頭はクエスチョンマークだらけ。

「はーい、軽く1回いきんで」と言われ、その通りにすると、ずるんっと息子が出てきました。

妊娠中、我が子に会えると出産の痛みなんか忘れる。というコメントをよく目にしては絶対嘘!なんて思っていましたが、本当にその通りでした。

ずるんっと出て、目の前に「産まれましたよー」と持ってこられた瞬間すべてが吹っ飛びました。

私の場合「あぁ、赤ちゃんかわいいー!!」というより「大偉業をやってのけたわ…」と言うような気持ちでしたが。(笑) 関連記事:ものすごい痛みを乗り越え、赤ちゃんが出てきた瞬間放った言葉は「妊娠線できてますか?!!!」

陣痛から出産まで17時間、腰が割れるんじゃないかと思うような痛みと戦いましたが、出産の痛みは忘れる!を身をもって感じられた貴重な体験でした。

まだ産後1ヶ月ですが兄弟ほしいなーなんて考えられる余裕まで出てきてしまうほど。

出産は人生で一番痛くて幸せな1日でした。

著者:りん

1児の新米ママです!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

関連記事リンク(外部サイト)

鼻にスイカ?タイキック!?陣痛、本当に乗り切れる? 産婦人科医きゅー先生の本当に伝えたいこと
初めてだから陣痛が分からない
妊娠体験。みんな同じだと思っていたのに!!

赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。