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こんなはずじゃ!仕事と育児で怒濤の日々、洗濯物をたたみながら心をリセット

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2人目を出産して半年。

夜泣きで寝不足、昼間も数分パソコンに向かう時間すら与えてくれない息子に、半ば育児ノイローゼ状態に陥り、

「保育園に入れて少し距離ができれば自分を取り戻せるはず!」

と、外で働くことを決意。

保育園に入れさえすれば、かつての様に仕事もでき、自分らしい時間が取り戻せれば子供にも余裕をもって接することができるはず、といい方向にばかり考え。

出産以来長らく履いていなかったヒールを履き、ずっと出番のなかったアクセサリーをつけ、ランチタイムには子連れじゃ入れないような素敵なイタリアンレストランでランチ……独身時代に働いていた生活を妄想していました。

仕事用の服を何着か新調し、待ちに待った4月の入園。

現実はそんなに甘くなかった……。待っていたのは、時間との闘い!

仕事となると遅れるわけにはいかないので時間厳守、だけど1歳の息子にそれがわかるわけもなく。

自分の身支度と洗濯と息子の保育園の準備と、それから小学生になった娘を学校へ送り出し、「ママだっこ〜」の度に作業は中断。

1歳の息子に「今ムリ!」と冷たくあしらって大泣きされても、自己嫌悪に陥る暇もない。

朝ご飯なんて食べ散らかしたまま、泣きわめく息子を抱えて保育園へダッシュ。

預けちゃえば、一息! と思いきや、保育園一年目で免疫のない息子は次から次へと風邪をひろってくる。

会社についた途端に保育園から着信、会社のみんなに頭をさげトンボ帰り。小児科の待合室で今日の仕事のキャンセルの連絡。

思い通りに進まない悔しさで涙が溢れた。一番しんどいのは病気の息子なのにね……。 関連記事:突然の発熱!保育園を確保し復職した後に後悔…育休中に申し込むべきサービス2つ

保育園にお迎えに行って、無邪気に「ママ〜!!」と飛びついてくる息子。

心の片隅に「遅くなってごめんね〜、ママも会いたかったよ〜」とゆっくり抱きしめたい気持ちがないわけではない。

が、現実問題心の大半をしめているのは、急いで帰って夕飯を作る段取りと、カバンに入っているやり残した仕事。

やっとママが帰ってきてイッパイ甘えたい息子と、やらなきゃいけないことで頭がイッパイなママ、うまくいくはずがない。

ご飯をこぼされたら「これ以上仕事を増やさないで!」と怒鳴り、やっと座れた瞬間に「ママ、牛乳!」と言われるとムッとし、本当は急に鍵っ子になって寂しい思いをさせている小学生のお姉ちゃんだって、ママに学校であったこといっぱい話したいだろうについつい「お姉ちゃん、ちょっとは見てやって!」と言ってしまい。

だけど、自分が吐き捨てた暴言に自己嫌悪に陥る余裕すらない。

子供たちをお風呂に入れ、さっさと消化試合のように絵本を読み、寝かしつけ。

早く寝ろ〜早く寝ろ〜と心の中で願いながら、なかなか寝ない息子にイライラ。

やっとの思いで寝かしつけリビングに戻ってきても、まだまだ自分の時間はやってこない、あるのは大量の食器洗いと真っ暗になってもまだ外に干しっぱなしの洗濯物と山積みの保育園の汚れ物と連絡帳とオムツ1枚1枚に名前書きと…。

子供と一緒にいる時間が長いとそれだけ怒ってしまうけど、子供といる時間が短くても一日分を濃縮して怒ってる。抱きしめる時間もないし、子供の見せる表情に笑う余裕もないし、成長にも気付いてやっていない。

子供が寝静まりった静かな部屋で、洗濯物をたたむ。

洗濯物を見て初めて、昨日のお姉ちゃんの服装に気付く。まだまだちっちゃい息子の服をたたみながら、今日一日の罵声を振り返る。

本当は毎日思っている、明日は30分早く起きて怒らずにすむ余裕をもとう、夕飯なんて遅くなってもいいからまず息子と遊ぼう、お姉ちゃんの話を聞いてあげよう、3人でお風呂に入ろう……。

保育園に入って3年目、いまだにすべてが叶えられた日はないダメなママ。

だけど、後悔はしたくないから、いいママに近づきたいから、毎日必ず洗濯物をたたみながら反省会しています。ごめんね〜って。

あなたたちを産んだのはママの希望、仕事を始めたのもママの勝手、でもね、毎日追われているとすぐ忘れちゃうんだよ、ダメなママは。

だから忘れないように、毎日必ず洗濯物をたたみます。 関連記事:きみが笑ってくれた日 by はなこ

著者:ひらめ

年齢:40代

子どもの年齢:10歳・2歳

2年前に仕事復帰した二児の母。毎日仕事と育児に追われ、子供たちが寝静まってからの時間が唯一の自分の時間! 大好きなおやつを食べながらアメリカンドラマを観るのが至福のひととき……。が、最近では子供たちの増大する体力に自分の減退する体力が追いつかず、「おひとり様タイム」を待てずにすぐ寝てしまう。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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