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逮捕されたらどこの留置場に行くのが基本なのか?

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Q.

 ある被疑者が、警察に逮捕されると、裁判の開始まで取り調べなどを受けるために、警察署内の”牢屋”である留置所に留め置かれるのはドラマなどでよく見ます。

 さて、逮捕された被疑者は、法律上、どこに閉じ込められるのが「基本」であると考えられているでしょうか?

(1)警察署内の留置場
(2)警察署外の拘置所

A.

正解(2)警察署外の拘置所

 刑事訴訟法の64条は、勾留は刑事施設で行うと定めています。この刑事施設とは、基本的には拘置所などを指します。
 一方、警察署内の留置場は「留置施設」とされ(刑事収容施設法14条)、刑事施設に収容することに”代えて”留置施設に留置することができると定められています(同法15条)。したがって、法律上の「基本」は刑事施設である拘置所等に収容することになります。

 しかしながら、取り調べの手軽さなどから、基本と代替施設の位置づけが入れ替わってしまい、現在は「代用刑事施設」である警察署内の留置場への収容が大半となっています。そのため、弁護士会などは、代用刑事施設に留置施設を加えることに反発したということもあります。
 「被疑者を捜査機関の手元に置いておくような代用監獄を認めると、取り調べが行き過ぎてしまう」ということもありますが、「代用監獄がなくなれば、拘置所の接見と警察署の接見で行ったり来たりする手間が省ける」という実情もあったりします。

元記事

逮捕されたらどこの留置場に行くのが基本なのか?

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