真田丸、最古の絵図!「真田丸」出城の可能性を示す貴重な絵図が発見されました!

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真田丸は、1614年の大坂冬の陣で戦国武将の真田幸村こと信繁が大阪城の南側に築いたとりでです。2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」のタイトルにもなっているので、今年はよく耳にしますね。

この真田丸が取り壊された後の詳細に描いた絵図が、松江市にある松江歴史館の所蔵品の中から見つかりました。見つかった絵図は縦が約28cm、横が約40cmで、真田丸を詳しく描いた最古のものと見られています。

K10010592841_1607122035_1607122150_01_02画像出典:NHKニュース

これまでは真田丸が大阪城の砦の一つで、付属施設だと考えられていました。専門家によると、今回発見された新たな資料によって、真田丸は独立性の高い「出城(でじろ)」であった可能性が出てきたとのことです。

今回みつかった絵図には、真田丸が取り壊された後の堀の跡や、敷地の様子が描かれています。真田丸の南側には「惣構堀(そうがまえぼり)」という外側の堀が記され、北側には真田丸の小さなとりでがあったと記されています。

真田丸の全体像が描かれている図面は珍しく、真田丸の本当の姿に近づく貴重な資料。大河ドラマの放送年に見つかるとは、何か運命的なものすら感じられます。この絵図は、2016年9月から松江歴史館で公開されるそうです。

Source, 画像出典:NHKニュース

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