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これでスッキリ!ドイツの物価は日本と比べて安い?高い?

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Photo credit:新田浩之「西欧の雰囲気を存分に感じる大学の街、ドイツ、ハイデルベルク

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。

今回はドイツの物価について。日本と比較してドイツの物価は高いのでしょうか、安いのでしょうか? 案外、単純な問いのようで、答えるのは難しいのかもしれません。この記事を読めば、その答えがわかります。

ドイツの物価の全体ガイド

まず、ドイツの通貨はヨーロッパで広く使われているユーロ(1ユーロ=約113円)になります。最初に結論を言ってしまうと、ドイツの物価は日本と同等、もしくは少し安め。ただし、為替環境により物価は変動しますので、その点はご注意ください。

日本よりもドイツのほうが高い分野はインフラ(水道・電気)とサービスがあるもの(レストランなど)です。特にドイツのレストランは予想以上に高いのでご注意を。一方、ドイツの方が安い分野は家賃が挙げられます。なお、旧東ドイツ地域は旧西ドイツ地域よりも10%から30%ほど安くなっています。

ドイツの外食事情

海外旅行の楽しみのひとつがグルメ。レストランでのグルメを楽しみにドイツを訪れる方もいるでしょう。しかし、レストランの利用は計画的にすることがコツです。なぜなら、ドイツのレストランは本当に高いのです。例えば、ミュンヘンのドイツ料理店で23ユーロ(約2,600円)、デユッセルドルフにある日本食レストランの定食で10ユーロ(約1,130円)ほど。このように、あっという間に1,000円を超えるので、計画的にレストランを利用しましょう。

ドイツのスーパー事情

一方、食料品はドイツの方が安いと言えるでしょう。例えば、おいしいドイツのソーセージは4本入りで2.5ユーロ(約283円)、合いびき肉500グラムで4ユーロ(約455円)です。肉だけでなく、野菜・果物も安いですよ。例えば、りんご1キロで2.5ユーロ(約285円)です。しかし、日本のほうが安い食品も少なからず存在します。それが、魚類。冷凍鮭ひと切れで3ユーロ(約400円)もします。ドイツでは売っている魚の種類も多くありません。

ドイツの二大スーパー

ドイツには2つの大きなスーパーが存在します。それが「Aldi」と「Lidl」です。ドイツで一番の売り上げをあげているのが「Aldi」。北部地域は「Aldi Nord」、南部地域は「Aldi Sued」となっています。そんな、大手の「Aldi」に対抗しているのが「Lidl」です。「Lidl」は名の知れた会社の商品を大量に購入し、それらを安く売ることで売上を伸ばしています。どちらのスーパーがいいのか、ぜひ見比べてみてください。

ドイツの交通

ドイツで地下鉄を利用する機会は多いのではないでしょうか。地下鉄はベルリンですと初乗りで2.7ユーロ(約310円)となり、日本とあまり変わりません。地下鉄を多く利用する際は1日乗車券を購入しましょう。1日乗車券は7ユーロ(約795円)~7.6ユーロ(約860円)となります。この価格ですと、すぐに元が取れますね。なお、1日乗車券は他の切符を同様に券売機から購入することが可能です。

ドイツの宿泊費

ドイツの宿泊費はあまり日本と変わりません。例えば、ハイデルベルクの中級ホテルで69ユーロ(約7,800)~75ユーロ(約8,475円)となります。ドイツではドミトリーを中心としたホステルがたくさんあります。例えば、ニュルンベルクのホステルですと21ユーロ(約2,375円)で宿泊できます。そのほかにも、様々なスタイルがありますので、その時の予算に応じて宿を選択するといいでしょう。「Booking.com」などのサイトから簡単に予約できます。

消費税に関して

旅行客に関係する税金はいくつかありますが、その中のひとつが消費税ですね。ドイツでは消費税のことを「付加価値税 Mehrwertsteuer(メーベルシュトイヤー)」といいます。この付加価値税は19%で、日本よりもずいぶん高い値となっています。一方、ドイツでは食料品や生活必需品は7%となっています。この中でおもしろいのは、書籍も生活必需品にカテゴライズされ、7%となっていること! 本好きには嬉しいことですよね。

水の価格

ドイツでは基本的に水道水が飲めます。ですから、出発前に台所でペットボトルに水を入れる旅行者をよく見かけます。ただ、水に敏感な方はミネラルウォーターを購入することをオススメします。ミネラルウォーターは500ミリリットルで130円ほどです。ドイツを始めとするヨーロッパではガス入りとガスなしのミネラルウォーターが存在します。ペットボトルに大きく表示されていますので、よく確認してから購入するようにしましょう。

愛煙家の旅人へ

一般的に、ヨーロッパは愛煙家の方にとってきついエリアと言えるでしょう。吸える場所はどんどん消滅し、たばこ税はどんどん上がっています。日本で400円のタバコがドイツでは700円にもなります。ただ、そんな状況でもスーパーなどで販売しているたばこの銘柄の種類や量には変わりがありません。それだけ、ドイツにもまだまだ愛煙家が存在するのです。ドイツではタバコに対するルールが厳しいので、吸う際は十分にご注意ください。

Photo credit:Kanae Hoshi「オクトーバーフェス: Muchen

気になるビールの価格は

「ドイツと言えばビール」という方も多いのではないでしょうか。確かに、ドイツビールはとてもおいしくて、ドイツの至るところで販売されています。気になる価格ですが0.5リットルの瓶ビールが65セント(約75円)となっており、ビール税は0.5リットルあたり4.3セント(約5円)と格安となっています。私がスーパーでチェックした際は、水よりもビールの方が安かったです。ぜひ、ビール好きの方はドイツで堪能してくださいね。

現在のレート

現在(2016年6月27日時点)では、1ユーロ=112.27円となっています。6月24日(日本時間)にイギリスで行われた国民投票の結果を受けていると考えられます。今後、他国、EUの情勢によって、ユーロのレートが大きく変わる可能性があります。ドイツに行かれる予定の方は、こまめにレートをチェックすることをオススメします。なお、この記事では1円以下は切り上げる形で1ユーロ=113円で計算しています。

今日のレートはこちら

ドイツで暮らすにはいくらかかるの?

最後にドイツに定住する際に必要な費用をまとめてみました。今後、変わる可能性もありますので、あくまでも参考資料としてお考えください。

水道

ヨーロッパで一番水道代が高い国がドイツです。ドイツの水道代は地方で大きく異なります。平均的な数値は1000リットルあたり2ユーロ(約230円)です。ただし、ドイツでは水道代は使用料のほかに排水料と税金で構成されます。お風呂の場合は排水料と電気代がかかるので、バスタブを使うと1回あたり2.5ユーロ(約285円)となります。全ての水道代金を考えますと1ヶ月30ユーロ(約3,390円)はかかるでしょう。

家賃

家賃は日本とあまり変わらないか、少し安いくらいです。ただ、いろいろと費用が重なってきますので、アパートですと1ヶ月420ユーロ(約47,460円)は見といた方がいいでしょう。安く抑えるにはシェアハウス(WG:ヴェーゲー)という方法もオススメです。シェアハウスですと、家賃は1ヶ月300ユーロ(約33,900円)に節約できます。場合によっては水道代込みでこれよりも、もう少し安くなります。

電気代

電気代も水道代金と同様に高いのが実情です。電気代の目安は1ヶ月38ユーロ(約4,295円)です。ただし、この代金はテレビなどをこまめに節電した場合です。ドイツの電力会社同士ではあまり競争がありませんので、この価格が続いていくことでしょう。こればかりは、積極的に節電するしか方法はありませんね。

インターネット

ドイツには様々なインターネット会社があります。その中で一番代表的なのが「ドイチェ・テレコム」。月額料金は29.95ユーロ(約3,385円)~49.95ユーロ(約5,645円)となります。低価格でインターネットサービスを提供しているのは「1&1」。価格は19.99ユーロ(約2,260円)~39.99ユーロ(約4,520円)となります。

日本から仕送りする場合

最後に、日本から仕送りする場合をみていきましょう。日本から物品を送った場合、国内のようにそのまま送料だけで届くわけではありません。ほとんどの場合「関税」がかかってきます。しかし、この「関税」を回避する方法があるのです。それは、日本から送ってもらう際に、箱に「Geschenke 45EUR」と書いてもらうことです。これは「個人の贈り物で45ユーロ」という意味です。ドイツでは個人への贈り物で45ユーロまでは関税がかかりません。ただし、高額商品だと必ずバレるのでご注意を。

Photo credit:Satomi「2010年の年越しをベルリンのブランデンブルク門の前でするための旅

最後に

今年に入り、ヨーロッパは大きく揺れ動いています。当然、その時の政治情勢はレートにも影響します。随時ニュースやレートを見て、計画を立てましょう。

ライター: Nitta Hiroshi
Photo by:新田浩之「西欧の雰囲気を存分に感じる大学の街、ドイツ、ハイデルベルク


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*Satomi「2010年の年越しをベルリンのブランデンブルク門の前でするための旅

*SKanae Hoshi「オクトーバーフェス: Muchen

*新田浩之「西欧の雰囲気を存分に感じる大学の街、ドイツ、ハイデルベルク

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