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リメイク版映画『ゴーストバスターズ』のポール・フェイグ監督、オリジナル版に敬意を払うために“もっとも面白い4人組”を採用したとコメント

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カーキ色のユニフォームを着てプロトンパックを抱えた大勢のファンがハリウッド大通りに集結したのは何故か?もちろん、映画『ゴーストバスターズ』のためだ。

オリジナル版が、このハリウッド大道りと世界中を震撼させてから32年後、進化したリメイク版映画『ゴーストバスターズ』が、ハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターで開催されたワールドプレミアに戻ってきた。

リメイク版『ゴーストバスターズ』は、7月9日(現地時間)のプレミア上映が開催される前の何か月もの間、波紋を呼んでいた。その主な理由は、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントとポール・フェイグ監督が、リメイク版にパワフルな女性キャストを起用したからだ。オリジナル版のファンの一部は、1984年に公開されたハロルド・ライミス、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンが出演したオリジナル版の期待に何も応えていないと不満を漏らした。しかし、プレミア当日の夜、集まった観客とメリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ率いる21世紀のゴーストバスターズは、十分に満足していたようだ。

フェイグ監督はレッドカーペットで、「『ゴーストバスターズ』は古典的な作品であり、人々は作品に対して保守的です」と、語った。さらに、「新たなバージョンを作り、人々がオリジナル版に対して抱く思いに敬意を込め、私は自分ができる限りの、もっとも面白い4人組を迎え入れなければならないと思った。それが私の行ったことだ」と、続けた。

米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント会長のトーマス・ロスマンは、この日の夜のことを「本当に特別だ」と、語った。ロスマンは以前、女性キャストについての騒動に関して、映画への関心が高まるとして歓迎していた。ロスマンは同作について、「この映画はコメディ・エンターテイメントだが、現在、社会的に話題になっている事柄の重要な要素も持つ。そして、その両方の組み合わせを得ることは、あまり多くない」と、語った。

さらに、学会までもが同作を応援するために出席していた。南カリフォルニア大学のアネンバーグ・コミュニケーション・ジャーナリズム学部で、メディア、多様性、社会変革イニシアチブのディレクターを務めるステイシー・L・スミスは、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学の分野で女性を描いたとして、リメイク版『ゴーストバスターズ』を称賛した。

スミスは、「映画の中で、これらの役割を果たす女性が不足しているのが目につきます」と語り、200本以上の映画を再調査して、STEM(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学)分野で描かれた女性がまったく見つからなかった調査結果を引用し、「製作者たちが正しく理解して描いたからこそ、私はこの場所にいたかったのです」と、コメントした。

ハリウッド大道りの外や劇場の中では、オリジナル版のキャストが現れると大きな歓声が沸き起こった。フェイグ監督は、マーレイやハドソン、シガーニー・ウィーヴァー、アニー・ポッツ、2年前に自己免疫疾患で亡くなったライミスに敬意を表す帽子までが登場するカメオシーンを作った。テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演するマッキノンは、キャストやクルーは映画がどのように受け入れられるかを見るために待たなければならないが、自分はすでに、第3作目の『ゴースト・バスターズ』への準備が出来ていると語り、「3作目が出来たら夢のようだ」と、付け加えた。

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