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河川敷でのバーベキューで罰金をとられるかも?

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 暑い夏が間もなく到来しますが、夏といえばバーベキュー(BBQ)。家族や仲間とのBBQを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?
 BBQの季節多摩川の河川敷で、バーベキューをめぐるトラブルが頻発しているそうです。250人ほどの若者が集まって河川敷にスピーカーを置いてクラブミュージックを流しながら行ったBBQでは、地域の住民から苦情が出て、警察官が駆けつけるというトラブルに発展。また、終了後のゴミの散乱についても問題となっています。
 河川敷を利用したBBQについては、河川法などが関係してきますので、今回はそれらについて見てみたいと思います。

 まず、河川については、どこが管理しているのでしょうか?
 河川には、大きく分けて一級河川、二級河川、準用河川、普通河川に区分されています。
 基本的には、一級河川については国土交通大臣、二級河川については都道府県知事、準用河川については市町村長が管理すると河川法で定められています。
 一級河川とはどのような河川かというと、国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で政令で指定したものを指します(河川法4条)。

 河川は公共のものですので、原則として誰でも自由に利用することができるようになっています。しかし、国土の保全や公共利害への影響などから、法はいくつかの制限をしています。
 河川の水を取水すること(法23条)、河川の土地を独占排他的に使用すること(法24条)、河川の砂利等を採取すること(法25条)、河川に工作物を設置すること(法26条)等です。これらの行為をする場合には、河川管理者の許可が必要となります。
 なお、法24条及び25条については国有地に限り適用となっています。

 これらの規定から見ると、BBQは河川法には抵触していないようです。しかし、多くの河川管理者のホームページでは、後片付けや火の始末をきちんと行うこと、周辺住民への騒音や環境への配慮等を充分に行うようにと呼びかけをしています。

 もっとも、地域によっては、条例で河川敷におけるBBQを禁止しているところがあります。京都市内を流れる鴨川等の一定の区域では平成20年から禁止がされており、中止命令に従わない場合は5万円以下の罰金が科されることになっています。
 この他にも多摩川や芦屋川など多くの河川で禁止されています。

 BBQを快適に楽しむためにも、まずは行おうとしている場所が禁止されている区域に当たっていないかきちんと確認しましょう。禁止されていない一般の河川敷についても、多人数で利用をする場合には、その場所を管轄する国土交通省河川事務所の出張所に確認するのがよいでしょう。
 また、BBQが認められている区域でも、節度をもって楽しみ、ゴミはきちんと処分する、鉄板等を川で洗わない、といったルールを守りましょう。
 ルールを守って、楽しいBBQを満喫してください!

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