体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

【タベアルキスト】中野嘉兵衛商店~食材のルーツを辿る旅 其の4(後編)~産地を巡る冒険

【タベアルキスト】中野嘉兵衛商店~食材のルーツを辿る旅 其の4(後編)~産地を巡る冒険 f:id:tabearukist:20160628230122j:plain

みなさん、こんにちは! メシ通レポーターのタベアルキストTokuharaです。

「料理」と「生産者」。両者を繋げる魅力ある「食材」のルーツを辿る旅。

第4回目は、「お酢」をテーマに。

前編では、老舗餃子専門店「宇都宮みんみん」の新店舗で、「お酢を使ったメニュー」を頂きました。

そこで効果的に使われていた「お酢」。

後編は、同じ宇都宮にあり、その「お酢」を製造している「中野嘉兵衛(なかの かへえ)商店」に場所を移してお送りします。

創業235年 北関東唯一の酢蔵

f:id:tabearukist:20160628230214j:plain

中野嘉兵衛商店─。

その前進は、いわゆる「造り酒屋」。天命元年(1781年)に、初代菱屋嘉兵衛が下野(現在の栃木県)芳賀郡赤羽で創業します。

ただ、明治初期。自由民権運動の激化や火災等の災難に見舞われ、酒が酸化するなどし、酒造業を続けることが難しくなります。そこで、作るものを酒から「お酢」に変え、酢蔵として再出発することになったのは、八代目嘉兵衛の時。

明治20年頃に、宇都宮に移転。その後も、空襲により廃業の危機に立たされますが、十代目嘉兵衛が再興。現在の場所に移り住んだのは、この時だそうです。

伝統を守り、新境地を切り開く十二代目

f:id:tabearukist:20160628230328j:plain

今回話を聞くことができた、中野浩行さん。

この世界に入って、今年で約25年。235年も続く老舗の伝統を守りながら、メディアへの出演やオンライン通販など、これまでやってこなかった事に、積極的にチャレンジしている“十二代目嘉兵衛” です。

冒頭写真の「宇都宮みんみん 餃子に良く合うお酢」も、十二代目が企画考案したもの。

餃子好きなお客さんの声に耳を傾け、商品化を決意。「宇都宮みんみん」の伊藤太朗社長に強い思いと共に商品化を提案し、生まれたものだそう。

伝統の「もろみ酢」とは味を変え、あくまで「宇都宮みんみん」の餃子を引き立てる脇役として、「宇都宮みんみん」各店舗のテーブルに置かれています。

(いずれのお酢も、オンライン通販で購入可能です)

では、どのような場所で「お酢」は作られているのか。

中野嘉兵衛商店の扉を開けてみましょう。

代々受け継がれてきた伝統の逸品「ミツビシ もろみ酢」

f:id:tabearukist:20160628234110j:plain
1 2 3 4次のページ
グルメ
メシ通の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。