業界初デュアルキー搭載、電子書籍が快適に読める au向け携帯電話『biblio』発売へ

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持ち方を横にすればキーボード、縦にすればテンキー、タッチパネル操作もできるデュアルキーを搭載したau向け携帯電話『biblio』が、東芝から6月中旬以降発売される。また、KDDIが提供する漫画などの電子書籍を快適に読めるアプリケーション『BOOK Player』にも対応する。

『biblio』は、縦・横の持ち方をセンサーが感知して、キーの表示を自動的に切り替えるデュアルキーを、業界で初めて搭載。QWERTYキー、テンキーとタッチパネルの併用、キーボードを閉じた状態でタッチパネルだけ使用と、シーンに合わせて3通りの操作スタイルを自由に選ぶことができる。


読みやすい文字サイズで電子書籍やパソコン用のウェブサイトを閲覧したり、ワンセグや写真を大画面で楽しめる、約3.5インチフルワイドの大画面液晶を搭載。auでは最大となる7GBのデータフォルダには、ダウンロードした書籍や音楽、ワンセグ録画データを保存できる。また、日本初となる19冊の電子辞書が初期収録されており、使いやすいキーボードでいつでも辞書を検索することも可能だ。

KDDIは『BookPlayer』の提供にあわせて、5月28日(木)に電子書籍ポータルサイト『au one ブック』をリニューアル。実用書、雑誌カテゴリーの充実のほか、リアルタイムランキングの紹介などを行うことを発表した。また、集英社は、『週刊ヤングジャンプ』から一部コンテンツを電子化して雑誌発売とともに配信するサービス『ヤンジャン・モバイル・リアルタイム』を5月に開始する。5月~7月までの間は他の携帯電話会社に先駆けて、au利用者のみを対象に無料配信するという。

電子書籍リーダーといえば、すでにアメリカで発売されているAmazon『Kindle』が話題になっている。『Kindle』が日本に上陸する前に、『biblio』は和製電子書籍リーダーとしての地位を確立できるだろうか(このニュースの元記事はこちら)。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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