究極のおつまみ 枝豆に合うのは、ビールより日本酒?

access_time create folder生活・趣味

究極のおつまみ 枝豆に合うのは、ビールより日本酒?

 お財布の中が寂しい……しかしお酒は飲みたい。そんなときには積極的に”家飲み”をしてみてはいかがでしょうか。

 まるで居酒屋で出てくるような、自分好みの絶品おつまみを作ることができれば、節約できるという利点だけに留まらない、家飲みならではの魅力も見えてくるもの。料理研究家でライターの土屋敦さんによる本書『家飲みを極める』では、家飲みに最適なおつまみを徹底研究。試行錯誤を繰り返したうえに完成したレシピも伝授してくれます。

 
おつまみには、いくつかのパターンがあるという土屋さん。口内をすっきりさせ、味覚を一度白紙に戻して、お酒をおいしく飲み続けられるようにする”リフレッシュ系”のつまみ。アルコールでダメージを受けた体が、自ら回復するために欲する栄養素を補填できる”癒し系”のつまみ。口内を物理的に刺激することによって心地よい食感を与え、気分を高めたり、お酒を飲む作業の単調さを回避したりする”食感=テクスチャー系”のつまみ。

そして、塩味の強さによって、もっとお酒を飲みたくなる”塩系”のつまみ。酒の究極のつまみは塩といわれるように、塩味の強さはおつまみの基本的な要素なのだそうです。しかし単に塩といえども奥深いもの。たとえば、おつまみの定番・ゆでた枝豆にしても、その塩味は美味しさの大事な要素ですが、どのくらいの塩加減にすればよいのか、どのタイミングで投入すればよいのかなど意外と迷うものです。

そこでさまざまな方法を試し、ゆでた枝豆を作ってみた結果、土屋さんが辿り着いた究極のレシピがこちら。

■ 材料(1人分)
枝豆…100グラム 水…大さじ3 塩(できれば平釜焚きや天日乾燥の海塩)…小さじ1/2程度

■ つくり方
1 蓋ができる鍋に枝豆100グラムを薄く広げ、水大さじ3を加えて蓋をし、弱火で6分ほどゆでる。なお、サヤの両端を切ったり、あらかじめ塩揉みをしたりする必要はない。
2 ゆで上がったらザルに上げ、塩をまぶす。少し広げて冷まして完成。もちろんアツアツのまま食べてもいい。

 そして枝豆といえば、お酒はビールと思いがちですが、土屋さんがオススメするのは日本酒。日本酒と枝豆を組み合わせることで、枝豆が持つエグみがスッと消え、ベタつき感もなくなり、見事に調和するのだそうです。

 充実した家飲みのために必要不可欠なおつまみの作り方。さっそく今宵の一杯のお伴に試してみてはいかがでしょうか。

■関連記事
女子会で一目置かれる”手みやげ”とは?
ピリ辛かき氷も? 東京で味わえる、世界の絶品スイーツ
その土地を知りたければ、居酒屋に行くのが一番?

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 究極のおつまみ 枝豆に合うのは、ビールより日本酒?
access_time create folder生活・趣味

BOOKSTAND

「ブックスタンド ニュース」は、旬の出版ニュースから世の中を読み解きます。

ウェブサイト: http://bookstand.webdoku.jp/news/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。