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蔦谷好位置が考える、音楽界の発明家たち

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J-WAVE月曜−木曜23時30分からの番組「THE HANGOUT」。7月7日のオンエアでは、木曜日ナビゲーターの蔦谷好位置が「音楽界の発明家」を紹介しました。新しい楽器の使い方や奏法、新しいジャンル、リズムパターンなどを発明し、音楽の歴史にその名を残すオリジネーターたち。“あの奏法をやり始めたのはあの人だった”“あの人が出てくるまでこのジャンルはなかった”など音楽ファンにはたまらない企画です。

ここでは、オンエアで名前が挙がった人物の一部をご紹介します♪

■デルタ・ブルースの創始者、チャーリー・パットン
まず紹介したのはチャーリー・パットン。ソウルフルな歌い上げ、激しいギターが特徴の「デルタ・ブルース」の原型を作ったと言われる人物。あのロバート・ジョンソンも影響を受けたことからも、その偉大さがわかります。諸説ありますが、ボトルネック奏法を発明したのも彼じゃなかといわれているそう。

「残っている曲は数十曲しかないんですけど。ロバート・ジョンソンほど聴きやすくはないというか、声も独特ですし」(蔦谷)。それでもロックの源流を感じさせるリズムのブルースは、ブルース好きだけでなく、ロック好きも知っておきたい偉人です。

■コード譜を創った男、ジェリー・ロール・モートン
「この人はいわゆるコード、C7、Gm、A♭とかそういうコード譜、記号を発明したんです」(蔦谷)。それまではコードというものはありませんでした。この発明によって、飛躍的にジャズが進化したといわれているそうです。

ちなみに、映画「海の上のピアニスト」では、主人公にピアノ演奏で勝負を挑むジェリー・ロール・モートンが登場しています。自ら「スウィングの創始者」と名乗るなど「少し自己顕示欲が強過ぎる」ともいわれた人物ですが、その音楽に残した功績は絶大なもの。今、聴いても本当にかっこいいです。

■サンプリングを復興させたカニエ・ウェスト
2000年頃からジェイ・Zのサウンドプロダクションで頭角を現してきたカニエ・ウェスト。

「この人、初めてジェイ・Zに会ったときに、『ジェイ・Zに会うんだったら一張羅着て行かなきゃいけない』って、MサイズのTシャツを着て行って、『なんだあのオタクは』って言われたらしいですよ(笑)」(蔦谷)

そんな独特のセンスを持った彼の功績は、許諾やお金の問題で下火になっていたサンプリングを復興させたこと。そして、ボーカルや楽曲などのサンプルのピッチを上げて使う手法を考案したこと。

例に「Never Let Me Down」を挙げ、「Blackjack っていうバンドの『Maybe It’s the Power of Love』っていう曲をサンプリングしているんだけど、これの原曲をぜひ、どこかでチェックしてもらいたい」と蔦谷。

サンプリングには、Aメロの部分のみが使われているのですが、「ここをサンプリングしようと思うのは、カニエ以外誰もいないと思います。(中略)そんなんで新しいものを作ってしまう、常にどんな曲を聴くときも“自分で再構築して作れるんじゃないか”っていう聴き方をしてるんですね」と絶賛しました。

リスナーのみなさんからは、ストラトキャスターと並ぶギターの代名詞「レスポール」や、その後の音楽制作に大きな影響を与えたマルチトラック・レコーディングシステムの発明、打ち込みと生ドラムをミックスしたグラウンド・ビートというスタイルを作った屋敷豪太さんの名前も挙がりました。

みなさんも、今聴いている音楽の“始まり”を辿ってみてはいかがでしょうか?音楽の新たな楽しみ方が発見できるかもしれませんよ♪

【関連サイト】
「THE HANGOUT」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/hangout/

蔦谷好位置が語る「アニソン」の魅力(2016年06月03日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1699.html

音楽ジャンルと寿命の意外な関係性(2015年05月22日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2015/05/post-1030.html

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