琉球ユタに学ぶ、「神々の島」沖縄の生き方

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出典:Paylessimages

はじめまして、テレビやラジオで、スピリチュアル・カウンセリングをしている、はるです。

元々私は沖縄でユタの家系に生まれました。”琉球ユタ”、みなさんはこの言葉をお聞きしたことがある方も、そうでない方もいらっしゃると思いますが、琉球ユタとは沖縄で霊的なアドバイスをする人のことです。

沖縄の伝説ユタこと「ユタはる」が解く人生の歩きかた。
前向きに頑張っている方も、ちょっとお疲れの人も是非、ユタはるさんのメッセージに耳を傾けてみてください。

 

琉球ユタは心の拠り所

沖縄は神々の島といわれ、今では神様にまつわる祭事が沢山残っています。

昔、琉球王朝があった頃は、国の神事を司るノロと呼ばれるシャーマンがいましたが、国の神事=ノロに対し、ユタは市井の神事を行うシャーマンです。

琉球ユタは、そんな神々の島・沖縄の人の心の拠り所なのです。

 

沖縄でのユタの存在はとても身近。医者半分、ユタ半分

沖縄に、「医者半分、ユタ半分」という言葉があります。

病気にかかると、病院に行く人とユタにかかる人が半分半分いる、と言う意味です。それほどユタは身近な存在なのです。ユタの仕事は、市井の人達の相談にのるだけではありません。神様が宿る拝所を巡って、その土地に眠る神様を鎮める事も大切なつとめです。

時には忘れ去られた拝所をきれいにして御祭したり、彷徨っている神様を供養することもあります。むしろこちらの方が、大切なおつとめかもしれませんね。

こうしたおつとめは、ユタ修行と言ってユタになる前に必ず行わなければなりません。私も沖縄で、怖がって誰も近づかなかった幽霊ビルをきれいにして、今や人気のビルにした事がありました。これも、私にとって大切なユタ修業のひとつとなりました。

沖縄の人にとって、土地は神様から借りているものです。

土地の神様を鎮め、感謝の心を持って暮らすことが幸せに生きる秘訣です。土地をお金目的で売ったり買ったりしていると必ずよからぬことが起きるといわれています。

その土地に生きる神様の声を聞くこと、それが沖縄のココロでもあるのです。

 

沖縄流リフレッシュ法

私の祖母は有名なユタで、幼い頃私はよく車に乗って神様の祭る聖地を巡りました。

「東御廻り(あがりうまーい)」と言う言葉をご存知ですか?

琉球王朝の頃から続く聖地巡りで、沖縄の人は何か悩み事があると、沖縄本島にある十箇所以上ある拝所・御嶽(うたき)を巡り、心もカラダもリフレッシュします。四国のお遍路さんと考えてください。

御嶽には観音様やお地蔵さんといったご神体があるわけではありません。あくまで神が存在、あるいは来訪する場所であり、祖先の神様を祀る場所です。

 

沖縄にはこうした御嶽と呼ばれる拝所が沢山あり、市井の人はそこに出かけ、神さまとお話をするのです。

その場所を浄めるユタもまた、沖縄の人にとってかくことができない存在です。

沖縄に今も生きる琉球ユタの知恵がみなさんの生き方の参考になれたら嬉しいです。

 

執筆:はる

沖縄の伝統的なユタ※の家に生まれ、その特異な能力を使いこれまでに延べ20万人のカウンセリングを行う。霊視・オーラ・手相・人層・タロットなど占術研究家の顔のほか、ラジオDJやシンガーソングライター、執筆活動も行いユタとしてメッセージを伝えている。

はる監修占いアプリ 当たる占い師 琉球ユタ・はる
はる監修占いモバイルサイト 最後の琉球ユタはる

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