ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

AK-69、新曲「KINGPIN」MVは名古屋城をバックにした壮大な仕上がりに

DATE:
  • ガジェット通信を≫

ヒップホップの名門「Def Jam Recording」との電撃契約後の第一弾となるAK-69のニューシングルが7月6日にリリースとなった。

シングルはダブルA面となる「With You ~10年、20年経っても~ / KINGPIN」で、AK-69自身が妻を想い書いた美しくも不器用な男のバラードという「With You~10年、20年経っても~」とこれぞ“ジャパニーズHIP HOPドリーム”と呼ぶべき堂々たるヒップホップ・トラック「KINGPIN」というAK-69の両極がぎっしりと詰まった重要なシングルだ。

ビースティ・ボーイズ、RUN-DMC、L.L.クール.J、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、リアーナ、ジャスティン・ビーバーなどのスーパー・スターを生み出したヒップホップ界の名門レーベル「Def Jam Recording」とのサインニングという、“事件”により事実上日本でのDef Jam Recordingsが再始動した衝撃のニュースが世の中を席巻してから約2か月。その「Def Jam Recordings」マナー満載の王道のヒップホップ・トラックとなる「KINGPIN」のミュージック・ビデオがこのたび公開となった。

このビデオは、AK-69自身が貫いてきた「ヒップホップ道」、そして「その軌跡」を見事に映像化した「ヒップホップ・マナー」、そして「ヒップホップへのオマージュ」にあふれるビデオとなっている。リリック(歌詞)にもある通り、AK-69がヒップホップと出会い、ヒップホップに救われた時代をともに歩んできたホーミー(仲間)たちも多く参加しており、アメリカの80年代、90年代のヒップホップ・ミュージック・ビデオに多数用いられた車、クラブ、酒、水着などのカットを入れ込んだストリート臭たっぷりのオマージュビデオだ。

また同郷で先に「Def Jam Japan」(当時)と契約していた盟友ラッパー、Tokona-Xに捧げていることもヒップホップ・ファンを熱くさせる。そしてなによりも注目は名古屋出身のAK-69しかできないロケ現場だ。名古屋城が初めてミュージック・ビデオ撮影を許可、その城をバックに壮大なヒップホップが鳴り響く映像はまさに「天下無双」である。

「KINGPIN」MV
https://www.youtube.com/watch?v=qxNUR52SP9M

【AK-69より「KINGPIN」MVについてコメント 】
KINGPIN=中心人物 俺が日本のHIP HOP界でこう呼ばれる存在になっている事は、今ではすでに「当たり前」という空気すら流れている。煌びやかなジュエリーを纏い、高級車を転がし、そして大きな会場に大きな声援と共に現れる。そんな姿に人々は、俺に「成功者」という、どこか遠くにいるイメージしか持てなくなってしまっているかもしれない。

俺は、このHIP HOPに出会った頃、どうしようもない不良だった。でも、そのボンクラがHIP HOPに出会えた事により、色々な事に憧れる事ができた。そして、憧れる姿に近づく為に必死になれた。

そして、手段を選ばず「成りたい姿」になるのではない、勝ち方にこだわり「成りたい姿」になる。そう、この名古屋というストリート界を背負い山の頂きを目指す美学を貫きここまで来た。

このストリートにスター街道の扉を開くオーディションなんてなかったんだ。売る術を持った大人に下ることもできなかったんだ。ただ、ただこの名前を自ら売り歩きこの看板を磨き続けて来た対価が今の現状なんだろうと思うよ。

そう、俺はストリートでくすぶってる奴らの代弁者として走り続けてきたんだ。

数々の成功を収め、そして「持たざるモノ」から「持つモノ」になったかのように見える俺が、今度は順風万端のメジャーデビュー?

冗談じゃねえ。

端から見える俺を取り巻く華やかな状況と、俺自身が抱く自分の道への苦悩や葛藤、そして不安が渦巻いた状況とはギャップがありすぎるだろう。

俺はここで止まるわけにはいかない。

俺にとっての「成功」ってどこなのかは分からない。やってもやっても納得いかない。でも、一つ言えることはここで止まってしまったら大した事ない、ってこと。

インディーレーベルにいながらメジャーシーンのアーティストに引けを取らない。いや、メジャーとの境をぶっ壊す。それはもうとうにやってのけた。

次はなんだろう?

そう考えた時、舞い込んだ「Def Jam」との契約。

これは今は亡き盟友TOKONA-Xとの契り、そしてB-BOYとしての名誉がかかった、俺の「次なるステージ」にふさわしい話だった。

何もない頃の俺が、Def Jam Japanとの契約により喜び勇んだ彼から電話で報告を受けた事、今でも昨日の事のように覚えてる。仲間として、名古屋のB-BOYとしてすげえ興奮するビッグニュースに喜び合った事、そして、同時に同い年の人間としてすげえ悔しかった事。そして、あいつのファーストシングルに俺を呼んでくれた事も。あれが、あの当時の俺にとって初めてのメジャー作品への客演であり、全国区への作品の参加だったんだ。あのあいつの気持ちを忘れた事は一度だってないよ。

でも、10数年経った今、俺があいつがやりきれなかったことをやる立場にいる。そう、この日本でDef Jamを叩き起こしたんだ。

俺は、改めて仲間達、そしてここまで連れて来てくれたファン達、そして去っていった仲間達、通り過ぎていったファン達、俺の成功が鼻につくへイター達全員に、ここに来て改めて叫びたい。

俺がどこから来たのかを。

そして、今でも何を背負っているのかを。

俺は名古屋から誇りを持って闘ってきた一人のB-BOYだってこと。

みんなと同じ、地べたに座り込んで朝まで夢を語っていた一人のどうしようもないガキだったことを。

そして、HIP HOPって文化に、音楽にやられたときから憧れてきた、レコ屋でレコードをディグってる時代からHIP HOPの金看板だったDef Jamの看板を今背負ったことを。散った仲間の志と共に。

こんなストーリーが他にあるか?ってこと。

こんなリアルが他にあるか?ってこと。

あの時、街での取引がイリーガルなブツからカセットテープというリーガルなネタに変わった瞬間から俺のストーリーは続いてる。

どんなボンクラでも変われるってこと。絶対に己に負けず、どんなことがあっても一度見た夢を見続け、そして等身大のかっこよさにこだわる事に命を懸ける。

その先に何があるのかを、かつての俺みたいな若者達にその先の「何か」を伝える事が俺の使命。

「俺もお前らと同じとこからスタートしてんだぜ」って、今だからこそ投げかけたい。

そんな一曲。

音楽+生き様が俺の音楽。そう、それこそがHIP HOPだから。

カテゴリー : エンタメ タグ :
OKMusicの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP