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小児がんと闘う息子を勇気づけた「父と子のツーショット写真」

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子どもから、ないしは家族がパパへの感謝をおくるのが「父の日」。一般的には。ですが、小児がんと闘うカンザス州のガブリエルくんは、先月(2016年6月)の父の日に素敵なプレゼントをパパから手にすることになりました。父子のツーショット写真が、あるコンテストで最優秀作品に選ばれたのです。

みてごらん、
パパだってモンスターさ

その写真がこちら。全米で多くのメディアが取り上げ、日本でも彼らの写真を目にした人もいるはずです。

昨年3月、ガブリエルくんは脳腫瘍摘出の手術を受けました。それ自体は無事に成功。けれど、頭部右側には大きな傷跡が残ることに。周囲からの奇異な視線に、8歳の少年は次第に心を閉ざしていったのです。

「これじゃ、まるでモンスターみたい」、ガブリエルくんのつぶやきに父親のジョシュさんが動きました。抜け落ちた息子の頭と同じように髪の毛をそり落としたばかりか、傷跡そっくりのタトゥーを頭に。こうして撮影されたのが、この一枚だったのです。

ナンバー1“ハゲ頭”を
決めるコンテストで優勝

ツーショット写真が最優秀賞に選ばれたのは、父の日に投票が行われた「#Best Bald Dad」というコンテスト。あえて翻訳をつけるとするなら、「もっともハゲ頭が似合うパパ」となるのでしょう。でも、この“ハゲ頭”コンテストはきちんと意味があってのもの。

主催した「St.Baldrick’s」は、小児がん研究のファンデーション。これまですでに40,000人以上がハゲ頭となり、コンテストに参加してきたそうです。彼らはみな、小児がんや白血病などの病気と闘う子どもたちが家族あるいは親族にいる親。抗がん剤治療によって髪の毛が抜け落ちてしまった子どもを励ます家族の姿を写したものでした。

多くの票とともに、賞賛を集めたジョシュさんは、こう語ります。

──小児がん研究のための資金は、成人のがん研究とは違い驚くほどにまだ未開拓なことだらけなんです。なのに、圧倒的な資金不足を抱えています。資金調達のため、ガブリエルと同じように苦しむ多くの子どもたちのために、髪を剃ることに抵抗なんてありませんよ。

St.Baldrick’sの調べによると、およそ2分に1人の子どもがガンという診断を受けている現状だそうです。もしかしたら、ジョシュさん親子の写真は、多くの人が小児がんを改めて知るきっかけになったのかもしれません。

Licensed material used with permission by St. Baldrick’s

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