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会社で期日前投票等を強要される

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Q.

 組合が模擬投票用紙を配り、応援する人の名前を書かせようとしたり、期日前投票に行かなかった人に、電話で投票に行くように連絡をするようなのです。
 いつ、誰に投票するのかは自由であると思うのですが、これらの行為は問題ないのでしょうか?

(30代:男性)

A.

 ご相談からすれば、組合の行為は政治活動であると考えられます。
 労働組合と政治活動との関係について、判例の主流は、主として政治活動を目的としているものは、組合活動の範囲内の行為ではないが、労働者の労働条件の維持改善その他の経済的地位の向上を目指して行うものであり、それが組合の自主的・民主的運営を志向する意思表明行為と評価される場合には、正当な組合活動であるとしています。
 但し、多くの企業では、就業規則や組合との協定などをもって、労働時間内及び企業施設内での政治活動を禁止しています。

 ご相談の組合行為は、組合が応援する人の名前を書かせたり、期日前投票の勧誘をするなど、通常は、正当な組合活動とは考えられないと思われます。
 また、正当な活動であったとしても、それが、労働時間内や企業施設内での行為であれば、就業規則や協定違反行為として、やはり許容されるものではないことになります。

 もちろん、いつ、誰に投票するかは、憲法上の重要な権利ですから、不当な組合活動はこの権利を侵害するものと評価することもできるでしょう。

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会社で期日前投票等を強要される

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