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ピーター「弱火で煮てるシチューでいい」

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J-WAVE土曜22時からの番組「OTHERS」(ナビゲーター:ふかわりょう)。7月2日のオンエアでは、歌手・俳優・タレントとマルチに活躍する、ピーター(池畑慎之介)さんをゲストにお迎えしました。

「こういう場合は、(呼び方は)ピーターさんで…」とふかわが聞くと、「ピーターでもチータでもピンキーでもなんでもいいわよ!」と冒頭からキレキレッのテンションで登場されたピーターさん(笑)。「ピーター、チータ、ピンキーって当時なかなか覚えていただけなくて。もう47〜48年前の話ですけど」(ピーターさん、以下同)。(※ちなみにチータは水前寺清子さん、ピンキーは今陽子さんの愛称です)

ピーターさんは、日本舞踊の家元の家に育ち、初舞台は3歳。1969年の映画「薔薇の葬列」で俳優デビュー。同年に「朝と夜のあいだに」で歌手としても活動開始。中性的なアイドルとして注目を集め、黒澤明監督の「乱」を始め、野田秀樹さんなどの演出作品でも才能を発揮してきました。

驚くのはなんと、お父様が人間国宝の吉村雄輝さんなのです。すごいお家柄なのですが、芸能界では、そんなお父様の七光り的な力は一切利用せず、むしろ反発する気持ちの方が強かったそうです。

「家出を2回くらいして。なんかね、父親のところにいると、父親のコピーを作られるような気がしたんですよ」。由緒あるお家柄ならではの悩みですが、「そういう線路の上にガチガチに固められるのがダメみたい」とのこと。舞も好きで一生懸命勉強していたそうなのですが、いくら上手に踊れたとしても、周囲の評価は「お父さんそっくりね」で終わってしまう…

“偉大な父にそっくり”というのは一見、褒め言葉のようですが、本人にとってはそうは思えないのですね。そんな環境が嫌で中学、高校と2度も東京に家出をしたそうです。家出のときは原宿でゴーゴーボーイをされていたというピーターさん。ゴーゴーボーイというのは、今でいうクラブのダンサーのようなもので、バンドが演奏する横などで踊っていたそうです。

そのときに「そこで、『可愛い子がいるよ。男の子なの? 女の子のなの? ピータパンみたいね』っていうのでピーターになったんですよ」。ピーターの由来は“ピータパン”だったのですね。そんな中で、スカウトされ芸能界デビュー。家出中だったのですが、お父様は、まさか化粧をした美少年が息子だとはすぐに気づかなったそうです(笑)。

デビューして瞬く間にスターとなり、現在でも変わらぬ活躍をされてきたピーターさんですが、その気持ちの保ち方をふかわが尋ねると…

「ブームにしないことだと思ったの。一番最初はもちろんブームはあって、それが7年くらい続いた頃には、もう自分で、『この先ダメだな』と思って。それで辞めてニューヨークに行っちゃったんです」

当時の生活は「ピーターというレールを引かれているみたい」と感じていたそうです。「『おしっこしたら、立ってするのか座ってするのか聞かれるから、おまえは水飲むな』って言われたんだから(笑)。デビューしたとき」と、作られたイメージを守るのにかなり大変だったそうです。

「そのあといろいろ考えて、やっぱり舞台をやりたくて帰ってきてワタナベプロに入ったの」

一度外に出て冷静に自分自身を見つめ直す時間というのは、やはり大切なのですね。その後、野田秀樹さんらの舞台などを経験する中で、仲間意識や稽古など、舞台をコツコツと作り上げていく楽しさを覚えたそうです。

「ブームってものはだいたい終わるじゃん。お笑いでも何にしても。ブームになると後は下がるしかないんだもん。だからクツクツと弱火で煮てるシチューでいいのかな…って(笑)」

そんなピーターさんにリスナーから質問が届きました。それは「“美”とは何ですか? 心身ともに美しいピーターさんにぜひ聞きたいことです」とのこと。“美”にもいろいろあるとは思いますが、“美意識”についてお聞きすると、「自分が嫌なことはしない」ときっぱり。「自分が嫌なことを頑張ろうとするときって、やっぱり嫌な顔になったりとか、辛い顔になってしまう」と、ピーターさん。

さらに「居酒屋なんかで隣の席の話が聞こえてイラッとしながら、お金払って酒飲むんだったら、まだ家にいた方がいいかなって思うわけ。腹立だしいことがいっぱいあってケンカするのは若いとき。40歳を過ぎたら、聞こえないふりをして家にいようと(笑)。イライラっとする精神でどんどん老けていくから」とも。

それを受けてふかわは「でも街に出て、片っ端から斬っていってほしいですけどね」と伝えると…「そういう努力するほどねぇ、世の中に貢献したくない(笑)」とバッサリ斬るピーターさん。ご自身でも「精神的には老ける気が全然しない(笑)!」と断言。驚きの事実から、貴重で楽しいお話までたっぷりお聞きすることができたオンエアでした!

【関連サイト】
「OTHERS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/others/

西野亮廣「嫌われてると思ったら、声をデカくする」(2016年06月20日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1787.html

ホリエモン「お金を払って社員を雇うっていうのは変」(2016年05月29日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1669.html

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