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【ライヴレポ】Shiggy Jr.ツアー・ファイナル「一生懸命笑って、辛い時こそ笑顔でいよう」

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【ライヴレポ】Shiggy Jr.ツアー・ファイナル「一生懸命笑って、辛い時こそ笑顔でいよう」

まだ梅雨が明けきらず小雨が路面を濡らす6月29日、〈Shiggy Jr. presents「”対バン”スかこれ。vol.1」〉ツアー・ファイルが恵比寿リキッドルームで開催された。

早々にソールド・アウトした会場には開演を今か今かと待つ観客たちの期待の表情でいっぱいだ。会社帰りと思しきスーツ姿の人もちらほら見受けられた。6月5日から始まった本ツアーは、福岡、愛知、大阪を経て本日・東京で最終日を迎える。対バンツアーでは毎回多彩なゲストがステージを盛り上げた。

「対バンでしかできないことをメンバーで一生懸命考えました」という池田智子(Vo)の言葉の通り、バンドにとって初の対バン・ツアーでは各地でスペシャルなコラボ・ステージを繰り広げ、そのゲストの多彩さからShiggy Jr.の柔軟性を窺うことができた。どんなジャンルとの組み合わせでもマジカルな化学反応を起こすことができる、ポップでポップなバンドShiggy Jr.にしかできない対バン・ツアーだったように思える。

今回の共演は何かと縁の深いNegicco。この日のNegiccoは5月24日に発売したばかりのアルバム『ティー・フォースリー』収録曲中心のセット・リストで勝負した。ライヴの定番曲「ネガティヴ・ガールズ!」では曲の終盤、Shiggy Jr.「サマータイムラブ」のサビに突然切り替わり、〈ネガティヴ・ガールズ1時間だけ長くそばにいられる〉と、「サマータイムラブ」を「ネガティブガールズ」と変えて歌うスペシャルな一幕も。「ねぇバーディア」では池田智子(Vo)が登場。4人で奥行きのあるハーモニーを存分に響かせ会場を沸かせた。

そして次はShiggy Jr.。原田茂幸(G, Cho)、諸石和馬(Dr)、森夏彦(B)の3人のメンバーとサポートの植木晴彦(Key)による軽快なセッションから、1stミニアルバム『Shiggy Jr. is not a child.』収録の「oh yeah!!」が始まり、「”対バン”スかこれ。vol.1へようこそ!」と手を振りながら池田が登場。会場から割れんばかりの歓声が沸き上がった。そこから「summertime」になだれ込み、梅雨の厚い雲を突き抜けるかのような、池田の透き通った歌声が力強く響き渡り「key of life」へと繋げる。

「私たちとみんなで最高にハッピーな空間を作っていきましょう!」と池田が宣言し、エヴァーグリーンな甘酸っぱさ溢れる「keep on raining」、手拍子を刻み盛り上がる「day trip」を経て、ダンサーが二人登場し「dance floor」へ。こうした気の利いた舞台演出のアプローチも非常にシギーらしく、難しいことなんか考えずに自由に踊って楽しもうよ、とでも言わんばかりに、池田自身も笑顔で歌い踊る。次曲「Still Love You」で切なくしっとりと奏でたかと思えば場面は一転、ステージ上に次々とパネルが運び込まれ、「恋したらベイベー」MVの世界がまるごとステージに現れた。ミント・グリーンの帽子にピンクのワンピースを身にまとった池田が登場し、会場は一層盛り上がりを見せる。カラーリングもばっちりだ。舞台上には男女が二人登場、セットの車で運転してみせたり、女の子が男の子を誘ってみせたりと、恋愛のもどかしさがキュートに描かれる極上のポップスを視覚的にも表現してみせた。

重低音が深く響き渡る骨太サウンドの「oyasumi」、ポップなディスコ・チューンの「サマータイムラブ」、キラキラにコラージュされたエレクトロ・サウンドが特徴的な「LISTEN TO THE MUSIC」と続き、「次で最後の曲になります!」と大名曲「Saturday night to Sunday morning」のイントロが流れる。今夜はNegiccoも加わったスペシャルなヴァージョンだ。恒例のコール&レスポンスもNegiccoの3人とともに拳を振り上げながら盛り上がり、熱気に包まれながら本編は終了した。直後、割れんばかりのアンコールが起こり、しばらくしてメンバーが再登場。

Negiccoの3人も再びステージへ呼び込まれ、「NegiccoとShiggy Jr.といえばこの曲ですね!」と「1000%の片想い」が始まる。Negiccoの2ndアルバム『Rice&Snow』や『光のシュプール』のカップリングに収録されているこの曲ではShiggy Jr.が編曲を担当。この日は、池田がコーラスとして加わるアルバム・ヴァージョンが披露された。曲中、Kaedeが「好きな人いるの?」と訊く場面ではNao☆が「… いけもこちゃんが好き!」と池田の腕に絡む微笑ましい一幕も。最後のMCでは「”対バン”スかこれ。Vol.2」の開催と11月に行われる東京ワンマン・ライヴの告知もされた。

メジャー・デヴューから1年、Shiggy Jr.が歩んできた道は決して平坦でなかった。「夢を持って目標を持って、日々好きなことに取り組んでいると、やっぱりうまくいかないこともたくさん出てきて。どうしてこんなにうまくいかないんだろうって、自分のことが嫌になった時もたくさんあったんですけど、でもそういう時も笑顔でね、一生懸命笑って、辛い時こそ笑顔でいようって。そういう曲です。」という池田の曲紹介とともに、初期作品「TOWN」を丁寧に奏で、対バン・ツアーの幕を閉じた。〈辛いとき 笑えばいいのさ〉という「TOWN」の一節が大合唱となって会場を埋めつくした。

恵比寿リキッド・ルームがポップの魔法に包まれた瞬間だった。みんなの「ハッピー」をただただ追い求めて模索し変化し続けるShiggy Jr..の大躍進は、これからもまだまだ終わらない。

取材&文 : 竹島絵奈
Photo by Yosuke Torii

〈Shiggy Jr. presents「”対バン”スかこれ。vol.1」〉
2016年6月29日(水)恵比寿リキッドルーム
・セットリスト
OPEN SESSION
1. oh yeah!!
2. summer time
3. key of life.
4. keep on raining
5. day tirp
6. dance floor
7. Still Love You
8. 恋したらベイベー
9. oyasumi
10. サマータイムラブ
11. LISTEN TO THE MUSIC
12. Saturday night to Sunday morning
EN1. 1000%の片想い(Negicco カバー)
EN2. TOWN

〈Shiggy Jr. presents「”対バン”スかこれ。vol.2〉
2016年10月27日(木) 金沢・vanvan V4
2016年11月2日(水) 仙台・MACANA
2016年11月5日(土) 札幌・cube garden
2016年11月9日(水) 名古屋・ell.FITS ALL
2016年11月10日(木) 高松・MONSTER
2016年11月12日(土) 福岡・DRUM SON
チケット料金 : 前売 3,500円(税込・1ドリンク代別)

〈”ワンマン”スかこれ。〉
11月24日(木)大阪・心斎橋BIGCAT
11月27日(日)東京・六本木EX THEATER
チケット料金 : 前売 3,800円(税込・1ドリンク代別)

無料FC Shiggy mania.会員 最速先行予約受付中!!(抽選)
期間 : 6月30日(木)18:00 ~ 7月11日(月)17:00

・〈Shiggy Jr. presents「”対バン”スかこれ。vol.1」』&「”ワンマン”スかこれ。」特設サイト〉
http://www.shiggyjrspecial.com/tour2016au/
・Official Fanclub「Shiggy mania.」※登録無料
http://www.shiggymania.com/

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