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今年で世界遺産登録から5周年を迎えた岩手県平泉【現在はどうなっているの?】

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日本史の教科書によく出てくる地名。現在ではどんなスポットになっているのか気になりませんか。今の様子を知れば、さらに理解が深まるかも! 当時と現在の様子やおすすめポイントをご紹介します。

平安時代、京都に匹敵するほど繁栄していたといわれる場所はどこだと思いますか? それは、奥州藤原氏3代(藤原清衡、基衡、秀衡)が拠点にしていた岩手県平泉。4代目の藤原泰衡の時代に源頼朝によって滅ぼされるまで、東北の中心として繁栄していました。世界遺産に登録されるほど、今も当時の面影が残っています。

今回は岩手県平泉についてご紹介します。

今回のスポット

住所:岩手県平泉町

人口:約8000人(2016年4月)

平泉といえば! 中尊寺と毛越寺

平泉の寺院として有名なのが中尊寺と毛越寺。平泉を訪れた際ははずせない観光スポットになっています。

嘉祥3年(850年)、比叡山延暦寺の円仁によって開かれた中尊寺。その後、奥州藤原氏の初代清衡によって大規模な堂塔の造営が行われました。清衡が中尊寺を建立したワケは、11世紀後半に東北地方で続いた戦乱(前九年・後三年合戦)で亡くなった人を慰めるため。戦乱で父や妻子を失い、骨肉の争いを繰り広げた清衡だからこその理由といえそうです。

同じく平泉にある毛越寺は、中尊寺と同じく嘉祥3年(850年)に円仁が開山したと言われています。その後、藤原氏二代基衡が造営に着手し、三代秀衡のときに完成しました。ただ、現存する常行堂は江戸中期に造られたもの。実は、度重なる火災により、当時の建物は残っていません。しかし、当時はお堂や塔が40以上もあり、お坊さんが生活する建物は500以上もあったそうですよ。

2011年には世界遺産に登録

寺院や遺跡などが良好な状態で保存されている平泉。そのことから、2011年には世界遺産に登録されました。世界遺産になってから今年で5年。地域住民や観光客に折り紙でハスの花を折ってもらう「ハスの花プロジェクト」など、登録5周年記念の事業も展開されています。

世界遺産登録から5年という区切りを迎えたからこそ、平泉ではさまざまなイベントや試みが行われています。また、登録された2011年は東日本大震災が起きた年。平泉のまちが活性化することは震災復興にもつながります。復興のためにも、ぜひこれからの取り組みに注目してみてはいかがでしょうか。

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