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近頃なぜか増えてます。走行距離少なめなのにお手頃価格な旧型ルノー カングー!

▲ダブルバックドア(観音開き)のテールゲートがオシャレな旧型ルノー カングー。ちょっと前までは走行距離多めの中古車が多かったのですが、最近なぜか走行少なめの中古車が妙に目立つ状況に?

▲ダブルバックドア(観音開き)のテールゲートがオシャレな旧型ルノー カングー。ちょっと前までは走行距離多めの中古車が多かったのですが、最近なぜか走行少なめの中古車が妙に目立つ状況に?

走行5万km以下の物件も最近は車両価格約70万円から!

ルノーの旧型カングーといえば「車としてはかなり素晴らしいから欲しいんだけど、走行距離がぶっ飛んでる物件が大半だからなぁ……」と思われる車の筆頭格で、実際、状況はおおむねそのとおりであった。しかし今、市場ではなぜか知らねど比較的低走行な物件が増加中で、なおかつプライスもこなれてきている。……恨み節になってしまうが、昨年3月にそこそこの大枚をはたいて走行4万kmの旧型カングーを買った筆者としては「……(涙)」としか言いようがない。

まあ筆者の涙はさておき、購入希望者には朗報となるこの状況について詳細を見てみよう。

ちょっと前までは「走行距離がぶっ飛んでる物件が大半」だったとはいえ、低走行な旧型カングーも一部に少数ながら存在していた。しかしそういった物件は、端的に言って「高かった」のだ。まあ高いと言ってももともと大衆実用車であるカングーなので何百万円もするわけではないが、車両価格で130万~160万円ぐらいが中心であったと記憶している。筆者が購入した走行約4万kmの08年式も、購入時の車両価格は約140万円だった。

もちろん今現在もそのぐらいの価格か、もしくはそれ以上に高額な低走行カングーは流通しているのだが、それと同時に「価格がこなれた低走行カングー」も出てきているのが最近の特徴だ。具体的には約70万~約100万円のゾーン、あるいはせいぜい120万円付近の車両価格で、走行5万km以下の物件が探せる状況なのだ。その大半はAT仕様になるが、マニアに人気の5MT仕様も、少数ながらこの価格帯で見つけることができる。

▲旧型ルノー カングーは、02年3月から09年8月まで販売された5人乗りフルゴネット乗用車。本国フランスでは商用車としても使われるが、日本では「可愛くて使える乗用車」としてプチブレイク

▲旧型ルノー カングーは、02年3月から09年8月まで販売された5人乗りフルゴネット乗用車。本国フランスでは商用車としても使われるが、日本では「可愛くて使える乗用車」としてプチブレイク

フランス車ならではの(?)マイナートラブルは?

ただし、若干心配なのは「安いモノには必ず安いなりの理由がある」という、この世の真理に関する部分だ。要するに「故障とかが増えてきているから、低走行車でも安くなってきたんじゃないの?」という疑問である。

ここについては一概には何とも言えないのだが、旧型ルノー カングーに乗っているユーザーならびに専門店にヒアリングすると、話は大きく2方向に分かれる。「や、特には壊れないですよ」という人と、「やっぱフランス車はマイナートラブルが多いですねえ……」という人の双方がいるのだ。

カングーユーザーとしての筆者は完全に前者の典型で、購入から1年3ヵ月がたった今も故障らしい故障は一度も経験したことがない。まぁエアバッグの警告灯がしょっちゅう点灯するというアレはあるのだが、歴戦のフランス車乗りとしてそこはサクッと無視して(決してホメられる行動ではありません)、日々快調に走っている。カングーの具体的な使い道は釣りや草野球などの「機材車」で、これを書いている当日も我が草野球部の道具一式を大量に積んで郊外のグラウンドまで行き、先ほど無事帰宅したところである。

旧型カングーで往復1000kmを超えるツーリングを敢行したこともある筆者からすれば「故障って何のことですか?」なのだが、やはり壊れるという人もいるにはいるようだ。具体的にはオルタネーター(発電器)のプーリー不良や、AL4/DP0と呼ばれるATの不調が中心で、その他こまごまとしたマイナートラブルも人によっては発生はしている模様(筆者のカングーではエアバッグ警告灯が点灯する以外のマイナートラブルはなぜか発生しないが)。

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