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10年で圧倒的認知 「高校野球ドットコム」躍進の裏側をキーマンに聞いた

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今年も「夏」がやってきた。
6月26日に沖縄県大会が開幕、その他の各都道府県大会も順次開幕し、甲子園に向けた戦いが本格化している高校野球だが、今、選手たちから絶大な支持を受けているウェブサービスをご存知だろうか。

「高校野球ドットコム」は、全国各地で行われた試合の速報や観戦記、選手名鑑など、充実したコンテンツを武器に、高校野球報道の分野で一気に台頭。選手やその保護者、指導者など高校野球関係者なら知らない人はいないほど認知を誇る。

今回はこのサイトを運営するWood Stock株式会社(以下、ウッドストック)にお邪魔して、編集長の安田未由さんに「高校野球ドットコム」の成り立ちと試みについてお話をうかがった。

――今日はよろしくお願いします。失礼ながらパッと見た感じではそこまで「野球好き」オーラを感じないのですが、安田さんと野球の出会いについてお聞きしてもいいですか?

安田:小さい頃から野球は好きで、テレビでプロ野球を見たりはしていたのですが、本格的に好きになったのは高校時代だったと思います。

ただ、私の場合は好きな気持ちが「野球部のマネージャーをやって選手を支えたい」という方向には向かわずに、「高校野球について何か書きたい」と思っていたんです。

そんなわけで、部にはかかわらなかったのですが、自分の高校と大会で対戦する学校の練習試合を個人的に見に行って、ビデオに録画してスコアブックと一緒に監督さんのところに納品したり……。

――勝手にデータ班を(笑)

安田:変な方向ですよね。貢献できていたのかはわからないですが、一人でそんなことをやっていました(笑)。

――すみません、ものすごく野球好きな方でした……。高校野球について書きたいという気持ちはその後どのように叶えられていったのでしょうか。

安田:実際に書き始めたのは大学に入ってからです。全国各地の高校を取材して、そのドキュメントの本を作って出版社に売り込んだり、逆に出版社から仕事をもらって記事を書いたりということをしていました。

――大学に行きながら取材で各地を飛び回るとなると、かなり多忙だったのではないですか?

安田:同時に10校くらいは長期で追いかけていたので、どうしても授業を休んで取材に行かざるをえない時はありました。「この授業はあと〇回休める」みたいな感じで、手帳に休んでいい回数を書いて把握していましたね。

あまり出席できなかったりした授業は友達がノートを見せてくれたり、協力してくれる人が周りにいたのはありがたかったです。

――「高校野球ドットコム」、いつも見ています。私自身はいつの間にかチェックするようになっていたのですが、サイト自体はいつごろから運営されているんですか?

安田:ありがとうございます。「高校野球ドットコム」は10年前から運営しています。

――高校野球関係者ならばほとんど全員が知っているサイトという印象です。わずか10年でここまでになるとはすごいですね。

安田:おかげさまで、運営を始めた時からPVに関しては毎年倍々で伸びています。なので急激に広まった感はあるかもしれません。

――選手が見て役立つのはもちろん、指導者や保護者、そして一般の野球ファンも楽しめる作りになっていると思いました。サイトの方針としてどの層に向けて情報発信しようという考えはあるんですか?

安田:そこはもう球児だけです。もともとコンセプトとして「頑張る球児を応援する」というのがあるので、100%球児に向けて発信していますし、今後もそれは変わりません。
(後編につづく)

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