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科料でも過料でも労役場留置となるのか?

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Q.

 法律用語として、科料と過料があります(いずれもカリョウです)。

 これらを納付しない場合、いずれであっても、労役上留置となるのでしょうか?

(1)いずれも労役場留置となる
(2)過料だけ労役場留置となる
(3)科料だけ労役場留置となる

A.

正解(3)科料だけ労役場留置となる

 科料とは、犯罪に対する刑罰の一種で、広義の罰金です。狭義の罰金が1万円以上とされていることに対して(刑法15条)、科料は1000円以上1万円未満とされていて(刑法17条)、その額が異なるにすぎません。
 刑罰の一種ですから、その納付をしない場合には、罰金と同じように、労役場留置となります。

 これに対して過料とは、例えば民事事件での当事者である原告本人や被告本人が、裁判所での本人尋問の際に、虚偽の供述をした場合(偽証罪とはなりません)などに納付させられるものです。犯罪に対する刑罰ではありません。
 したがって、過料を納付しなかったとしても、広義の罰金刑の代替刑である労役場留置となることはありません。
 また、犯罪に対するものではありませんから、前科ともなりません。

元記事

科料でも過料でも労役場留置となるのか?

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