買い物雑誌『通販生活』の特集・7月参院選挙 「今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか」が話題に

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通販生活

TVコマーシャルでもおなじみの『通販生活』。カタログ版は春号・夏号・秋冬号と年3回発行されているのだが、7月の参院選挙を前に、5月中旬に発売された夏号の内容がネット上で話題になっているようだ。

表紙には、

【声明】私たちは怒っている。
高市総務大臣の「電波停止」発言は憲法及び放送法の精神に反している。

と、2月末に行われた、ジャーナリストの田原総一朗さんや鳥越俊太郎さんたち6人の、高市早苗総務相の放送法をめぐる発言に対しての声明が記載されている。

参考記事:田原総一朗さんや鳥越俊太郎さんが…… 「私たちは怒っていますクソコラグランプリ」開催中
https://getnews.jp/archives/1422986[リンク]

表紙をめくると、田島泰彦・上智大学教授の

安倍政権の圧力によって、NHKをはじめとする各テレビ局は「官制広報局」となりつつあります。

という文章が掲載され、特集記事は「7月参院選挙(もしかして衆参同日選挙)」で記事タイトルは
「自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか」
というもの。

通販生活は買い物雑誌なので、自民党支持の読者もかなりいらっしゃいます。
たまに安倍首相批判の記事ののせると
「けしからん、買い物以外に口を出すな」という
抗議のお手紙をいただきます。
でもお名前入りなので気持ちよく拝読できます。

とあり、ネット上でこのページが出回ると大手まとめサイトも取り上げるなどしてたちまち話題に。

でもお名前入りなので気持ちよく拝読できます。

というフレーズには
「脅しかな?」
「恐ろしい会社だな」

という反応があったりしたようだ。

そして、「野党に一票の理由」として、ネットでも人気の山口二郎・法政大学教授や学生グループ“SEALDs”メンバーの奥田愛基さんたちのインタビュー記事などが掲載されている次第である。かと思うと、小林まこと先生の『ホワッツマイケル』の傑作選が24ページも掲載されていたりと、ほのぼのする一面も。

こちらの『通販生活』、価格は税込180円とお手頃である。興味のある方はチェックしてみてはいかがだろう。

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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