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「日本だけが『脱原発』と言って済む問題じゃない」 国会議員に田原総一朗が講義

講師として迎えられた田原総一朗氏

 民主党の馬淵澄夫衆議院議員が主催する「原子力バックエンド問題勉強会」の第1回が2011年10月27日、東京・永田町にある参議院議員会館で開かれた。この勉強会に、ジャーナリストの田原総一朗氏が講師として出席。田原氏は、いわゆる原子力バックエンド(使用済み核燃料の最終処理)問題について、「『脱原発』と言って済む問題じゃない」と指摘した。

 原子力発電では、プルトニウムを含む高レベル放射性廃棄物となる「使用済み核燃料」が発生する。この使用済み核燃料を最終的にどう処理するかというのが、いわゆる「原子力バックエンド問題」である。馬淵議員は使用済み核燃料の最終的な処理について、「喫緊の課題だ」「傍観者であってはならない」と問題提起。今後、年内に7、8回の勉強会を開くことで会員の意見を集約し、年始に政府への提言などを目指すという。

 今回講師を務めた田原氏は、馬淵氏の問題提起に賛同した上で、「(日本)国内だけで(使用済み核燃料の)最終処理をできるのか。私はたぶん無理じゃないかと思う」と主張。さらに「国際的にアメリカやいろんな国と連携して、(使用済み核燃料の処理を)どこへ頼むのか、どこでやるのか。これは国際問題なんだ」とした上で、

「日本だけが『脱原発』と言って済む問題じゃない」

と述べ、諸外国と折衝を重ねる必要性を訴えた。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 田原総一朗氏の語る「原子力バックエンド問題」を視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv68683645?po=news&ref=news#6:20

(山下真史)

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