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食料廃棄物専用の紙袋「Obeo」はニオイがこもらない特殊な作り

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国際連合食糧農業機関(FAO)によると、食料生産量のうち約3分の1が廃棄されている。

欧州委員会の推計では、食料廃棄物の約42%が消費段階で発生しているとみられている。

アイルランド政府は、食料廃棄物の削減に向けて、2013年、食料廃棄物の分別を一般家庭に義務付け、これを分別するための茶色のポリバケツをアイルランド国内で普及させる取り組みをすすめている。

・臭いも汁だれもない、生ゴミ用紙袋

アイルランドの首都ダブリンで2014年に創設されたスタートアップ企業「Obeo」は、食料廃棄物専用の紙袋を開発した。

シンクの三角コーナーに置き、平均2〜3日分の食料廃棄物を貯めることが可能。いっぱいになったら、袋ごとポリバケツに移動させることができる。

生分解性の素材でできており、耐水性に優れているため汁が漏れる心配がなく、不快な臭いがこもらないよう通気性を担保しているのが特徴だ。

「Obeo」は、アイルランドの小売チェーン「Dunnes Stores」などを通じて、この特殊な紙袋を3袋入り2.50ユーロ(約300円)で販売している。

・生ゴミ分別の煩わしさや不快感から解放

従来、多くの食料廃棄物が埋立処分されており、これによって、二酸化炭素の21倍もの温室効果を有するメタンガスが発生することも、地球温暖化防止の観点から懸念されてきた。

一方で、家庭から日常的に排出される食料廃棄物を分別して処理することに、煩わしさを感じる人も少なくない。

「Obeo」は、食料廃棄物を不快に感じることなく、簡単に分別できるようにすることで、より多くの食料廃棄物を適正な処理につなげている点が秀逸だ。

Obeo

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