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エンジニアで年収4ケタってどうやったらなれるの?稼いでる人に聞いてきた

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グルメアプリを運営する「Retty」CTOの樽石さん

こんにちは。ヨッピーです。
企業がITエンジニアを「年収・仕事内容つきで競争入札」する「転職ドラフト」のPR記事第二弾をお届けします。

前回は、「エンジニアの給料の使い道」について聞いたのですが、記事を公開する前は「あんまりお金のことを直球でネタにすると嫌らしいかな」と思って趣味をフックにしたのに、記事の反響を見ているとみんなお金の話が大好きなことが発覚したので、今回はド直球で聞いてみたいと思います!

まず一人目はこちら!
グルメアプリ「Retty」を運営するRettyのCTO・樽石将人さんです!

樽石さん。笑顔が素敵。

「なんでも、樽石さんはレッドハットにGoogle、楽天といった名立たるIT系の会社を渡り歩いて今のRettyに来られたって聞いてるんですが、経歴についてお伺いしてもよいですか?」


「まず、学生の頃にインターンでバイトしてたのがレッドハットなんですね。レッドハットはLinuxなんかのオープンソースソフトウェアを取り扱ってる会社なんですが、そこでOSを作ってました。それでそのままレッドハットに入社したんですよ。新卒の一期生が僕なんですけど、ビックリしたのが入社して3カ月で開発部署がなくなったんですよね」


「え?部署ごと?」


「はい。部署ごと。まあ仕方ないし僕は開発がしたかったので、違う会社に転職して3年くらい働いてたんです。そしたらレッドハットが『また開発やる』っていうからレッドハットに戻って、そのあとにGoogleに転職して検索とかGoogle Mapsナビとかインフラとかに携わって、次に楽天でプライベートクラウド作って、それで今のRettyのCTOになってRettyをテクノロジー企業にするために経営メンバーとして働いています」


「めちゃくちゃ渡り歩いてますね。なんか、エンジニアの人にとったらGoogleなんかに就職したらもう【アガリ】って感じになる気がするんですよ。あれよりエンジニアリングで上の企業ってもうないんじゃないかっていう。僕がもしGoogleに入社できたらGoogleのロゴが入ったハッピ着て、太鼓叩きながら毎日六本木を練り歩きますよマジで。樽石さんは、なんでそこから楽天に?」


「Googleにいた時に東日本大震災があってその特設サイトとかを作ってたんですが、親の実家が東北なので祖母が千葉に避難してきてたりしたんですよ。もう世の中がえらい騒ぎになって、いろんな価値観がひっくり返って『今まで、僕は好きなことをやりすぎてたな』って反省したんです。
コンピュータが好きでコンピュータを作る仕事さえしてればそれで満足だったんですが、そうじゃなくて今度は『日本のために何かしたい』って思ったんですね。
日本勢として海外と競っていきたい、と。それで考えてみたら日本の会社で海外に出ていこうとしてて、かつ東北にゆかりがある会社となるともう楽天しかないじゃないですか(楽天ゴールデンイーグルスの本拠地は仙台)」


「なるほど……!Googleから楽天に移って給料下がったりとかなかったんですか?」


「給料はそんなに変わらなかったですね」


「じゃあ金額は変わらないけど、給料は全額楽天スーパーポイントで支払われるとか」

「ちゃんと日本円でいただいてました。あ、ちなみに今日は『どうやって4ケタ稼ぐか?』みたいなお話しをしてほしいっていうことだったと思うんですが、4ケタって別に稼いでることにはならないし、実際税金や年金をちょっと多めに納める自己満足があるぐらいで生活はそんなに変わらないと思うんです。あとそもそも僕、給料よりもやりたいことがやれるかという軸で働いてきたので、実際何を話せばいいのかがわからないんですよね……」


「えー?それはさすがにウソでしょ!? お金が欲しくない人なんてこの世に存在するわけない!ひょっとして好感度上げて都知事選に出る……?」


「いや都知事選には出ないです。でも本当に、そもそもお金なんてそんなに使わないんですよ。通帳の数字が増えるだけって感じでしたね。それで当時売上が全くなかったRettyでテクノロジー企業の立ち上げに身を投じる事ができたんですよ。報酬は前職から4割ほど下げていて、いまも増やしていないんです。なるべくみんなの給料やグルメ手当に回せるように入社時から報酬は変えてません」


「何そのカッコいいセリフ。僕も人生で一回くらい言ってみたいわ。樽石さんは趣味とかないんですか?」


「趣味はプログラムを書くことと、あとは節約でしたね。節約もお金が欲しいから節約するんじゃなくて節約そのものが目的になってる感じです。
若い頃なんてガス代がもったいないから夏場は水風呂に入るし、冬場は冷蔵庫のコンセント抜くんですよ。そうするとガス代が月に800円とかで。じゃがいもを食べるんじゃなくて栽培して増やしたりもしました。全部ひっくるめてだいたい一日700円、月に2~3万円くらいで生活してましたね」


「若い頃からそんなにお金貯めてどうするんですか……!」


「だからね、社会人一年目の時に貯まった貯金通帳見て『何に使おう』ってなって、結局両親に家を買ってあげたっていう。もちろん全額じゃなくて頭金ですけど」


「おお……!僕なんて35才なのに実家に帰るといまだに『はい。新幹線代』って、親から3万円もらったりするのにえらい違いや……!」


「だから別にお金に対する執着はそんなにないんですよね。好きなことをしてたらこうなった、って感じです」


「なるほど。YouTuberみたい」

オープンソースコミュニティの話


「ちなみに『趣味はプログラム』っておっしゃってましたけど、プログラム歴はどれくらいなんですか?」


「えーと、30年くらいですかね?」


「は? 30年?? 樽石さんっておいくつでしたっけ?」


「38歳です」


「ってことは……?」


7歳からです

7歳?


「そう。僕の父親がコンピュータを買ってきて、それが結果的に子供のオモチャになった、っていう感じですね。僕の家にはファミコンがなかったので、コンピュータをいじって遊んでました」


「それってあれですか。コンピュータ雑誌なんかに書いているコードをひたすら手入力して、コンピュータ上でゲームを動かすっていう」


「そうそう。それを写経っていうんですけど、写経もさんざんやりましたね」


「7歳って小学校入ったくらいの歳ですよね……?ちょっとすごすぎません……?僕がそれくらいの年齢の時は鼻水たらしながらダンゴムシ丸めて遊んでたような……」


「当時はそれがオモチャでしたからね。それがきっかけでコンピュータが好きになって、大学生くらいになると今度はオープンソースコミュニティに参加するようになるんですね。そこでOSをみんなでいじったり、サーバーを自宅に7台くらい設置して仮想のインターネット網を構築した上で自分でファイアウォールを作って、そのファイアウォールを自分で突破できるか試したりっていう」


「それが遊び?」


「はい。楽しかったですよ」


全然理解できない


「でも、その頃にやったことって全部今に活きてるんですよ。『コンピュータはどうやって動くのか』とか『インターネットはどういう仕組みなのか』とかそういう基礎中の基礎のことは全部その頃に学んだ実体験に基づいてるんです」


「どうしよう」


「どうしました?」


「こんなのって他の人が真似できないじゃないですか。7歳からプログラム組んでてGoogleに入るような人の経験って、スゴすぎて何の参考にもならない気がする。この記事見たエンジニアの人が『あ。俺7歳からやり直さなきゃ無理だわ』ってなっちゃうじゃないですか」


「そんなことないですよ。そもそも、なんで今回の企画をやろうと思ったんですか?」


転職ドラフトの宣伝と、あとはどこの会社も『エンジニア不足だ!』って騒いでるのに、あんまりエンジニアの人たちの給料が上がってないっていう話を聞いたからです。需給バランスからいって給料が上がってないのはおかしいのに」


「なるほど。まあでも基本的にはエンジニアは技術力が大事ですよ。特に営業の人が『これはすごすぎる。売りたくてしょうがない』と泣いて喜ぶレベルの圧倒的な作品を作り上げる技術力ですね。技術と営業のシナジーが起きれば勝手に給与は上がっていくと思うし、全員4ケタの年収を得ることも夢ではないですね。あとコミュニケーション力とかも必要ですが、それについては周囲の人がマネージメントをしっかりしてあげる、と。

Googleには『エンジニアリングマネージャ』っていう、その名のとおりエンジニアのマネージメントをする役割の人がいるんですが、役割が二つあって、一つはエンジニアを守って、辞めないようにモチベーションを保つこと。

二つ目はエンジニアのアウトプットを最大化することですね。変わりにMTGに出てあげたりして、エンジニアが技術力を磨く時間を作ってくれたりします。Retty にはGoogleのようにエンジニアのモチベーションを保つ仕組みや成長できる環境がたくさんあるんですよ。あとは……」

「Rettyのエンジニアの給料は比較的高く、Rettyも『人に投資』を推進しています。自らの手で社会に圧倒的価値を生み出すサービスを作れる環境を探すためにも
ぜひ、転職ドラフトに参加して、Rettyののれんをくぐってみてください!」


「ちゃっかり宣伝しましたね、今」

そんな樽石さんがCTOを務めるRettyでは、今年はグローバル展開を狙っているので複数のリージョン、複数のクラウドに対応できるような方を募集しているそうです!

特にAWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformみたいなクラウドは何でもいけるよ、もしくは全部覚えたい、みたいなエンジニアの方はぜひ、応募してみてくれぇ~~!

【年収付きの競争入札で企業があなたを指名!】

ドラフトが開催され、「XX企業からXXX万円で指名」と、指名が入ります。また、どの企業が、誰に、いくらで、指名をしているのかすべて公開されるので、他者と比較した自分の価値が一目でわかります。

転職ドラフトで年収1000万の指名が来た京大中退・23歳エンジニア

さあ、続いてお話を伺ったのはこちらの河西さん!

▲転職ドラフトで年収1000万の指名を受けた河西智哉さん。開発用のハンドルネームはRudolph Miller

なんでも転職ドラフトに登録してみたところ、年収1000万での指名があったらしい!今の職場でも結構良いお給料をもらってるとかなんとか!

その辺を詳しく聞いてみよう!


「ええと、なんか、若くない…?」


「はい。23歳ですから」


23歳!?なにそれ!僕とひとまわり違うやんけ!そんな若造が年収1000万円提示されるってどゆこと!?何してたらそうなるのよ!」


「まず、大学を中退してネイティブ広告なんかを作るような会社に入って、なんやかんやあっていきなりCTOになったんですよ」


「いきなり?」


「はい。いきなり。正社員のエンジニアは僕が初めてだし人数が少なかった、というのもあるんですが」


「でも、大学を中退ってことは未経験ですよね?」


「そうです」


「大学は情報処理とかそういう学科だったとか?」


「いえ、京大の総合人間学部認知情報学系で代数的整数論っていうのをやってました」


「漢字が多すぎて頭の中に入って来ません」


「要するに大学では数学をやってたんですよ。でも、『数学を仕事にするのはひょっとしてめちゃくちゃ大変なのでは?』って気付くんですね」


「なるほど。数学やってる人って変人ばっかりって言いますもんね。人生全部を数学に突っ込んでるっていうか」


「そうそう。『数学キツいなこれ』ってなって、それで今度はプログラムに興味を持って独学でいろいろ勉強したんですよ。CをやったりPythonをやったりRubyをやったり。一番やったのはLispってやつなんですけど」


「全部?独学で?」


「はい。高校も通信制の高校だったんで受験勉強もほぼ独学です。向いてるんでしょうね。昔から勉強は好きですし。まあそんな感じでCTOにはなったんですが、『あれ?CTOなのにあんまり給料よくないぞ?』って思って今のKaizen Platformに転職したんです。今はTech Leadっていう、設計クオリティの責任者みたいなことをしています」


「なるへそ。転職した理由は、給料以外にもあったりします?」


「まず、プロダクトに改善の余地がありそうで、面白い仕事ができるかな、って思ったことと、リモートワークで自宅作業ができること、あとは周りの人の技術力が高いことです」


「へーー。23歳でそういうところに入ったら周りのエンジニアは『全部年上』みたいな状況ですよね?」


「そうですね。20代のエンジニアは僕だけです」


「そうすると『この人には絶対勝てないな……!』みたいな人に出くわしたりする?」


「それはないですね」

僕は常に自分が一番だと思ってますから


「カッコいい!でも実は今の話が全部ウソだったら面白いのに」

どうすれば稼げるエンジニアになれるのか

「ちなみに河西さんは今現在稼いでるんですか?」


「京大の同期とかで集まっても僕がやっぱり一番稼いでますね。周りはメガバンクとか入ったやつも多いので」


「あー、メガバンクなんかでも初任給安いって言いますもんね。ちなみに河西さんは、どうやったらエンジニアの人たちがガシガシ稼げるようになると思います?」


「ひとつ言えることは、エンジニアのトップ層の人たちはみんな勉強が好きってことですね。勉強して技術を身に付けないとダメだと思います」


「それは勉強会に出るとか?」


「うーん、勉強会に出るヒマがあるなら勉強しろって思います」


「笑う」


「勉強会って、あれは勉強するところじゃないんですよ。周りに比べて自分の技術がどれくらいのものなのか、とか、新しい技術とかで自分が何をわかっていないかをチェックしに行くところなんですよ。

もしくは自分が勉強したものをアウトプットするとか。受験で言えば模擬試験みたいなもので、勉強会に出るだけで勉強した気になってるのはマズいですね。Lispの勉強会なんて『みんなで勉強!』どころかめちゃくちゃ殺伐としてて逆に面白いですよ」


「じゃあ河西さんはどうやって勉強してるんですか?」


「新しい何かを見つけるとそれを触って分解して仕組みを調べたりとか、『この技術の裏側はどうなってるんだろう?』って調べたりとか。そういうのが楽しいんですよ。あとは世界的な流れのフォローアップもするようにしてますね。

Fintechとかビットコインとか。ああいうの見てると『将来銀行なんてなくなるんじゃないか……?』ってメガバンクに入った同期がちょっと心配になりますね。『僕が仕事をすることによってあいつらの仕事がなくなるのか……』って」


「へーー。ちなみに勉強のほかに趣味とかがあったりしないんですか?何かにお金を使うとか」


「僕結婚してて子供もいるので、稼いでも奥さんが使うだけで僕自身は本を買うくらいしか使わないんです」


「じゃあお金なんて要らないじゃないですか」


「いやいや、結婚して子供もいると何かと物入りなので……。あとは僕、何かでバーンとお金を稼いで引退して、そのあとは家に籠ってずーっと数学をやってたいんですよね」


「なるほど……。さっきの樽石さんもそうだけど、京大中退して新卒でCTOになって数学と勉強大好きなんて人の話、やっぱり普通の人が聞いても参考にならない気がするな……」


「数学はやっぱり大事なんですよ。経済系のスタートアップなんかに入るんだったら数学のバックグラウンドがないとついていけないと思います。エンジニアの人は数学の勉強もした方が良いんじゃないかなぁ。

あとは、『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』っていう本がめちゃくちゃ良いからエンジニアの人たちはみんな読んだ方がいいですよ。生存戦略みたいなものが書かれているんですがすごくよくできた本です!」


「なるほど。Amazonのリンク貼っておきますね」

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稼ぐフリーランスエンジニア・金井健一さん

そして最後に登場したのがこちらの方、金井健一さんだーー!


「あれ?バンドマンの楽屋に来ちゃった?」


「バンドマンではないです」


「金井さんはフリーランスなんですよね?」


「そうです。元々はチームラボにいたんですが、独立してチームラボから仕事をもらいつつ、他の会社からも仕事を請けるようになって今に至る感じですね」


「フリーランスの人ってどんなルーチンで働くんですか?」


「僕の場合は、年に3カ月くらい丸々休んで、残り9カ月働く、って感じですね」


「なにそれめちゃくちゃ自由じゃん」


「でしょう。だからフリーランスなんですよね」


「一週間のスケジュールだとどんな感じなんですか?」


「僕が今仕事を請けてるのは2社あるんですが、1社は在宅ワークで、もう1社は午後に出社して19時くらいに会社出るようなイメージですね。土日はお休みです」


「その生活、めちゃくちゃ暇なんじゃ……?」


「そんなことないですよ。もちろん気になった技術を調べたり勉強もしますけど、あいてる時間はニコニコ動画見たりで忙しいです」


「忙しいのにニコニコ動画を見るな!」

「ちょっと聞いてみたかったのが、僕みたいなライターとかっていう仕事だと、自分の仕事がそのまま露出に繋がるんで、記事を書く→その記事を見た人が仕事を依頼してくる みたいな流れがあるんですけど、エンジニアの人たちってどういうルートで仕事が来るのかがイマイチよくわからなくて」


「基本的には知り合いから来ますよ。おかげさまでフリーになってから仕事がまったくない、なんて時期がないんですよ。やっぱり人との繋がりは大事ですね。あとは『金井さん、これやってください』って名指しでお願いされるようになること、ですかね」


「あーなるほど。それはわかる気がするなぁ。『こういう記事を書けるライターさんを探してます!』みたいなのに応募するより、『ヨッピーさん書いてください!』って言って来る場合の方がたいていは待遇良いもんな」


「でしょう。相手から名指しされない限り、わがままは通らないですから。そうやって指名されるようになるとだんだん仕事を選べるようになります」


「仕事ってどういう基準で選ぶんですか?」


「基本的には自分がやりたいことなのかどうか、ですね。やりたいことしかやりたくないんですよ。あとはお金のバランスと言いますか。めちゃくちゃやってみたいことなら多少お金は安くてもいいですし、逆にあんまりやりたくないことならお金をしっかり頂きたい、という感じです」


「それでちなみに年収は……?」


「1000万を超えると税制的にいろいろ面倒なのと、最初に言った通り年に三か月くらい休みたいのでほどほどに抑えてます」


「ちゃっかりしてるな……」

エンジニア=ブラックは間違い?


「なんか今日、樽石さん河西さん金井さんとお三方にお話をお伺いして思ったんですけど、けっこうみんな好き勝手やってて楽しそうですね。なんとなくIT系のエンジニア=ブラックみたいなイメージがあったんですけど、僕の知り合いのエンジニアの人達も含めてみんなそんなに激務ではなさそうだし」


「あ、それはね、ヨッピーさんの観測範囲が偏ってるからですよ


「え?そうなの!?」


「ヨッピーさんのお知り合いの人たちって、いわゆるサービスを作ってる会社のエンジニアさんたちじゃないですか?WEB系って呼ばれるような」


「あ、そうですそうです。そういう人たち」


「やっぱり。いわゆる業務系のシステムを組んでる下請けなんかの会社は、今でもかなり激務ですよ。そしてエンジニアってたぶん、8割くらいがそっちに属すんじゃないですかね?」


「えー!そうなんだ!」


「僕も大学出て新卒でSIerに就職したんですけど、一年働いて胃潰瘍寸前で会社辞めましたもん。スーツ着て頑張ってましたよ」


「スーツ?なんでエンジニアなのにスーツ?」


「いや、エンジニアでもスーツの会社は全然多いですよ。私服出社でフレックス、みたいなことの方が珍しいです」


「おお……!知らなかった……!でもなんでそっち系はブラックが多いんですか?」


「まずですね、何かを作るってなった時に頭数を揃えようとするんですよ。人数×作業日数で見積もりを作るんで。そうすると、仕事ができない、というと語弊があるかもしれませんが、その現場に向いてない人までチームに入ることになっちゃって、そうなると今度は仕事ができる人がそのできない人のケアをするハメになるんですね。それでどんどん全体がブラック化していく、っていう」


「なるほど」


「それにSIerはとにかく仕様書通りにシステムを作るのが仕事なので、多少強引な汚いコードでも『動くからいいや』ってそのまんま作ったりするんですよ。それを許容してるといつまで経っても綺麗なコードが書けない、技術が向上しない、技術が向上しないから仕事が遅い、仕事が遅いから勉強する時間が取れないっていう悪循環ですね。WEB系の感覚だと結構ビックリするかも知れませんがザラにありますよ。どうしても場当たり的な対応をせざるを得ない環境がよくないんだと思います」


「えーー。ダメじゃないですか」


「そう。ダメなんですよ。エンジニアの根幹って、やっぱり技術力なんですね。技術力が身に付かない環境っていうのはキャリアとしてもよくないですね。技術さえあれば絶対に食いっぱぐれることがないのがエンジニアですが、逆に言えば技術力が身に付いてないと路頭に迷うかもしれません」


「ちなみに金井さんがフリーランスとして食えなくなったらどうします?」


「そしたらどこかに就職しますよ」


「それは自分の技術力に自信があるからどっかが雇ってくれるだろう、っていう自負があるってことですよね?」


「そうです。じゃなきゃフリーランスなんてやってませんよ」


「おお……!説得力あるわ……」


「だから自分の技術に自信があるのであれば、転職でも独立してフリーランスでもチャレンジすればいいと思いますよ。さっきも言った通りエンジニアの根幹は技術なんで技術さえあればどうにでもなりますから」


「ライターはどうすれば良いですかね?」


「それは知りません」

はい!そんなわけで今回の記事はいかがだったでしょうか!

今回お話を聞いた3名が全員凄すぎて「こんなの、普通の人にはなんの参考にもならないじゃねーか!」って気がしなくもないのですが、その3人の「凄さ」の根底に共通するのは「みんな自分の技術に自信を持っている」ということなんだろうな、と思いました。

23歳で「常に自分が一番だと思ってる」って堂々と言えるのって尋常じゃない気がする。逆に言えばそれくらい自分の技術に自信がないとゴリゴリ稼いだりするのは難しいのかもしれないですね。

ちなみに、プログラマの一般的な平均年収は30代前半で408万円程度なんだそうです。

しかも、第二回転職ドラフトを通じて転職すると、以下の中から好きなものをもらえちゃうとか!

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「うまい棒のプレゼントは完全に嫌がらせやんけ」

年収だけではなく自分のどんなスキルや経験が市場で必要とされてるかも確認できますし、「俺ならできるぜ!」とか「僕の市場価値ってどんなもんやろ」って思う方は、転職ドラフトで自分の市場価値を是非チェックしてみてちょ~~~!

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