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未だ謎多き未承認国家「沿ドニエストル共和国」ってどんな国?

未だ謎多き未承認国家「沿ドニエストル共和国」ってどんな国?

前回の記事ではモルドバ共和国の観光スポットをお伝えしましたが、今回はモルドバにある未承認国家「沿ドニエストル共和国」を紹介します。

文字通り、どの国からも国家承認を受けていない不思議な「国」です。それでは、早速見ていくことにしましょう。

 

そもそも「沿ドニエストル共和国」とは

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Photo by 新田浩之

「沿ドニエストル共和国」はモルドバの東端にあり、基本的にドニエストル川に沿う形になっています。南北は200キロもありますが、東西は広いところで20キロ、狭いところではわずか4キロしかありません。

「沿ドニエストル共和国」には約54万人が住んでおり、民族構成はモルドバ人40%、ウクライナ人28%、ロシア人25%となっています。もちろん、体裁は「国」ですので、独自の国旗、独自の国歌、独自の通貨(沿ドニエストル・ルーブル)を有しています。

「首都」はティラスポリで、キシナウからミニバスで2時間の距離です。

 

「沿ドニエストル共和国」の公用語のひとつ「モルドバ語」

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Photo by 新田浩之

それでは「沿ドニエストル共和国」の楽しみ方を見ていきましょう。まず、「沿ドニエストル共和国」に着いたら、通りのプレートに注目してください。

例えばこのプレート。上はロシア語ですね。下は何語か分かりますか? 実はこの言葉は「沿ドニエストル共和国」の公用語のひとつ「モルドバ語」なのです。

モルドバの公用語はラテン文字を用いたルーマニア語ですが、モルドバ語はルーマニア語をキリール文字(ロシア語と同じ文字)にした言葉なのです。文法や表現は基本的にルーマニア語と変わりません。

ちなみに、これは「レーニン通り」と書かれています。

 

国旗と国章

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Photo by 新田浩之

「沿ドニエストル共和国」の国旗は、モルダビア・ソビエト社会主義共和国の国旗と同じです。モルドバは1940年からソビエト連邦を構成する一共和国でした。それぞれの共和国には独自の国旗と国歌を持つことが許されていたのです。

そうは言っても、ソビエト時代の国旗ですので、共産主義のシンボルである「鎌とハンマー」が記されています。この国旗が街の至るところにあるのです。

国章は、モルダビア・ソビエト社会主義共和国の国章を少し手直ししたもの。こちらも、街の至るところで見かけます。本当に「ソビエト連邦」にタイムスリップしたような感覚になります。

 

「祖国のために!」威勢のいい戦車

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Photo by 新田浩之

「沿ドニエストル共和国」は1990年代にモルドバ本国と戦争をしました。周辺諸国が介入する形で戦争は終結しましたが、「沿ドニエストル共和国」に住んでいた多くの住人が亡くなったのです。

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