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雨でも全力で外遊び!完全防備の魚屋さんスタイルで楽しむフィンランド流子育て

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フィンランドに来てまもない頃のこと。

公園でお魚屋さんのようなゴムのつなぎと長靴姿で遊んでいるよちよち歩きの子供達を見かけ、なんの格好かとびっくりしたものでした。 ところ変われば育児も変わる!関連記事:マンゴーやブルーベリーのピューレ、ヨーグルトで床一面お絵描き!赤ちゃんの習い事事情 in フィンランド

あちらでは子供達は天候に関わらず公園で遊ぶので(さすがに嵐や大雨の時は外に出ませんが)、雨天用の装備が必須です。

雨だから外で遊ばない、ではなく、装備がちゃんとしていれば雨でも遊べる、という考え方。その雨セットを身につけて遊んでいる子供達だったのです。

ゴムびきの完全防水のつなぎズボン、同素材のフード付きジャケットと手首のずっと上まである手袋。

つなぎの裾には輪っかが付いていて、長靴の上から裾をかぶせて輪っかを靴底にひっかけます。これで長靴の中が濡れることはナシ。

この全身装備のおかげで、雨の時はもちろん、春先の雪解けのドロドロシーズンでも、体が濡れることも、服が汚れることも気にせず遊ぶことができます。

もちろん大人用もありますが、公園でのママさん達は普通のアウトドア用の防水ジャケットと長靴が定番スタイル。みんな同じような格好で、子供に付き合います。

保育園でも1日2回、天候を問わずに外で遊ぶので、雨セットは入園時に必ず用意しなくてはいけません。

遊んで中に入ってきたら、脱いだ雨セットの砂を落とし、玄関に併設されたシンクでざっと表面を洗い、冷蔵庫のような乾燥機にいれて乾かします。

この始末が先生泣かせ。一人一人着せるのも大変、雨の日は助っ人が欲しい!とよく言っていました。

そんな雨セットですが、次男は雨だろうが公園に行きたい!というタイプだったので、本当にお世話になりました。

それこそハイハイの頃からこの装備で公園をはいずりまわっていました。よちよち期にはバケツとスコップと泥水で楽しそうに遊ぶ様子を見て、雨セットのありがたさをしみじみ感じたものでした。

前日の雨でいい具合に湿った砂場で遊んでも、大きい水たまりの中で寝そべっても、雨樋から落ちる雨水に修行の様にうたれても、「はいはい、どうぞ心ゆくまでやってくださいな」と思えます。

その時その時の次男の楽しそうな顔が忘れられません。

子供の好奇心をこちらの都合で制限しなくて済む雨セット、これは日本でもはやるかな?ビジネスチャンス??と思いましたが、帰国してそれはないことを悟りました。

肝心の梅雨の時期にこんなゴム素材のものは暑くて着ていられないですね…。薄めのレインコートが基本アイテムなのもうなずけます。

雨で外に行けずに悶々としている息子を見ると、あの魚屋さんスタイルが懐かしく思い出されるのでした。 日本流の楽しみ方は…?関連記事:憂鬱だった雨の日。でも、発想の転換!雨ならではの遊びに子どももママも大満足

著者:はちたろう

年齢:41歳

子どもの年齢:9歳4ヶ月、6歳9ヶ月

2、3年住んでみようかと夫婦で引っ越したフィンランドが気に入ってしまい、子供も2人産まれて気づけば10年経過。2014年に帰国し、日本とフィンランドの子育て事情の違いを新鮮に受け止める日々。 長男は鉄ちゃん、次男の頭の中は消防士と忍者でいっぱい。方向が違いすぎて休日のお出かけ先チョイスが最近の悩みの種。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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