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電車の遅延は何分から!?時間に正確な日本の鉄道を支える学校

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「鉄道オタク」なるものが、世の中で認知されるようになり、さらに各地で長年愛された電車の廃止や、新しい新幹線の開通など、近頃、鉄道に関心が集まっています。

 

また、日本の鉄道は「時間に正確だ」と世界から高い評価を受けており、「遅延証明書」は5分遅れた場合に発行、海外では電車到着まで数十分の誤差が当たり前なのに…さすが日本の鉄道です。

 

そんな電車を運転する人材を育成する学校が、日本に何校あるのかご存知ですか?

 なんと全国に2校しかないのです。数少ない鉄道学校とは、いったいどんなものなのか?鉄道学校ならではの施設などを含め、ご紹介します。

■岩倉具視に因んだ学校名

参照 私立岩倉高等学校 https://www.tky-iwakura-h.ed.jp/education/transport/

 

まず一つ目の学校は、東京都台東区上野七丁目、上野駅入谷口の目の前に位置する、『私立岩倉高等学校(いわくらこうとうがっこう)』。

 

鉄道関係の教育を行う運輸化があり、卒業生の半数以上が鉄道業界へ進んでいるという由緒正しき学び舎。

この学校の校名「岩倉」は、鉄道創設に貢献した明治時代の政治家・岩倉具視に因んだもので、学校の校章は岩倉家の家紋「笹竜胆」と鉄道の「レール」を組み合わせたデザインになっているんです。

 

■学校名に鉄道!

参照 私立昭和鉄道高等学校 http://www.hosho.ac.jp/showa.htm

 

そして、もう一つの学校が、東京都豊島区池袋本町二丁目にある『私立昭和鉄道高等学校(しょうわてつどうこうとうがっこう)』。

校名に「鉄道」の語が入るのは、日本で唯一この高校とされています。

 

この鉄道学校で、実際にどんな授業が行われているのかと言いますと、駅務係、車掌、運転士などの鉄道業務だけでなく、観光業や接客を中心とする旅客サービス業も学びます。

そして、鉄道車輌や電気基礎、システム総合実習、電気鉄道などの工学を学ぶこともできます。

 

ですから、接客から技術まで、幅広い知識を積み上げることができる、まさに鉄道専門学校なのです。

 

校内にある鉄道に関する設備がすごい。

◆運転シミュレータ館

205系(山手線色)・455系、2つのシミュレータを設置。運転操作ができるだけではなく、運転士と車掌の役割を分担させた乗務実習も行うことができる優れもの。さらに、乗務と運転指令が連動して行う処置訓練なども、このシミュレータで行えるという本格的な設備なんです。シミュレータはJRの研修施設でも使われている本物を使用。

 

◆鉄道実習室

101系運転台・制御機器類、101系扉装置、継電連動装置 (実際に東急田園都市線梶が谷駅使用されていた装置、)駅構内の信号機、集電装置(パンタグラフ)、レールおよび枕木、鉄道用信号機など、実戦さながらの学習ができるのです。そんな状況に、鉄道に詳しい方は驚くそうです。

 

この記事を読んでる方の中には、「なんのことやら?」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、鉄道を愛してやまない方にとっては、この鉄道学校にある設備は、素晴らしきラインナップらしいですよ。

 

世界から、高い評価を受け続ける日本の鉄道界の裏には、実戦に即した施設の下徹底した指導があったわけですね。

 


Rail Magazine(レイル・マガジン)
Fujisan.co.jpより

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