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ライダーの夢を叶えたリノベ[前編]1階の7割がガレージ!

ライダーの夢! 中古リノベで叶えた「バイク専用ガレージ」(前編)

何かしらの趣味を突き詰めている人であれば、それに没頭できる専用のスペースをもちたいと思うだろう。例えばバイク。お気に入りの愛車を整備したり、ニヤニヤ眺めたりする「マイガレージ」は、多くのバイカーの憧れだ。

今回は中古一戸建てをリノベーションし、超本格的なガレージをこしらえてしまった方のお宅を訪問。こだわりポイントや苦労話、物件探しのこと、住宅ローンのことなど、ガレージリノベにまつわるアレコレを聞いた。

1階の7割をバイク用ガレージが占拠

やってきたのは東京・北区にある一戸建て「Oさん邸」。外観は周囲の住宅街に溶け込む築34年の木造2階建ての住宅だが、とにかく中身がスゴかった。玄関扉を開けたすぐそこに「バイク用ガレージ」があり、屋外の駐車スペースにも愛車のMINIコンバーチブルと小型バイクのホンダ・スーパーカブが置かれている。1階部分のほぼすべてが車とバイクで占められているのだ。【画像1】玄関開けたら1秒でガレージ。イタリア製「モトグッツィ」のビンテージバイク、不変のデザインにファンが多い国産の「ヤマハ SR」を置いてなお、ゆとりあるスペース(写真撮影:藤原葉子)

【画像1】玄関開けたら1秒でガレージ。イタリア製「モトグッツィ」のビンテージバイク、不変のデザインにファンが多い国産の「ヤマハ SR」を置いてなお、ゆとりあるスペース(写真撮影:藤原葉子)

大型の単車2台をゆったり置ける土間スペース、壁には無数の工具やパーツ類がかけられている。さらに、ガレージの真横にわざわざお風呂をレイアウト。ガレージ側にガラス窓を設け、湯に浸かりながら愛車を鑑賞できる設計となっている。ガレージでバイクをぴかぴかに磨き上げ、お風呂で油まみれの体を洗い流しつつ、湯に浸かりながら車体を眺めて悦に入る。Oさんは日々、そんな最高すぎる趣味の時間を過ごしている。

「前の家もガレージ付きの賃貸一戸建てだったんですが、本来は車1台分のスペースにMINIとバイク3台を無理やり置いていたのでとにかく狭くて。かといって、都内で駐車場を借りるとバイク1台だけでもけっこうかかるんですよね。ちゃんと屋根付きでセキュリティも確保されてないと嫌なので、それだと1台1万5000円とかかかってしまう。それも馬鹿らしいので、いっそ中古一戸建てを購入して、理想のガレージをつくってしまおうと」(施主・Oさん)

まさに、バイク乗りの夢。1階部分のほぼすべてを費やし居住空間を圧迫しようとも、どうしても手に入れたい価値だったようだ。

だが、そんなOさんは既婚者である。しかも、妻はまったくバイクに興味がないときている。リノベーションプランを練る際には往々にして夫婦の領地争いが勃発したりするものだが、夫の趣味全開のスペースにここまで空間を侵食されて妻は反対しなかったのだろうか?

「なんで許したの? ってよく聞かれるんですけど、私自身は家にそんなにこだわりがなかったので、ある程度は夫の好きなようにと。それに、夫が勝手に暴走して進めてしまったわけではなくて、私に『こういうふうにしたい』って提案してきましたから。私は『ふーん、まあいいんじゃない』って感じで。“説明”はされましたけど、“説得”は特にされていないですね」(妻のEさん)【画像2】居室スペースは2階。こちらもフルリノベーションしている。ちなみに、妻の希望は多くはなく「使いやすいキッチン」とか、それくらいのものだったという。これくらいおおらかなパートナーでないと、都内の限られたスペースに専用ガレージなどという夫のわがままは叶えられまい(写真撮影:藤原葉子)

【画像2】居室スペースは2階。こちらもフルリノベーションしている。ちなみに、妻の希望は多くはなく「使いやすいキッチン」とか、それくらいのものだったという。これくらいおおらかなパートナーでないと、都内の限られたスペースに専用ガレージなどという夫のわがままは叶えられまい(写真撮影:藤原葉子)

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