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考古学者になった原体験は「ツタンカーメン展」

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J-WAVEの平日20時からの番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。6月27日(月)のオンエアには、考古学者の山崎やよいさんにご登場いただきました。

山崎さんは1958年京都府生まれ。1989年よりシリア第2の都市アレッポをベースに活動を続ける考古学者です。これまでにテル・アバル、テル・コムロック発掘調査、テル・ハディヤ発掘調査、テル・ベイダル発掘調査、アインダーラ神殿遺跡修復事業などに参加され、JICA(国際協力機構)の専門家としてヨルダンで博物館教育活動にも関与。シリア国立アレッポ大学考古学科講師の経験もあり、テレビ取材のコーディネーションや通訳としても活躍中です。

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小黒:まずうかがいたいのが、シリアって、歴史の教科書の中にあまり入っていないのですが、“シリア文明”ってあったのですか?

山崎:シリア文明という形ではなかったですね。メソポタミア文明と言われている地域にはあたりますけど。

小黒:オスマン・トルコというと、ずれちゃう?

山崎:もちろんオスマン・トルコも、近世以降シリアの辺りを治めていましたけれども、私が研究しているのはもっともっと古い時代のシリア。文字が出る以前の頃。文字が使われ出したのが紀元前3,000年頃と言われているのですが、その時期よりも前。村ができて、村が街に変わっていって、人間がだんだん街の生活をはじめるような、つまり農耕などをして自分の手で食糧を作らなくても、別なことをして生活ができる人たちが出はじめた時期を、ずっと興味を持って勉強してきました。

小黒:日本だとエジプトの方が興味ある人が多いように思うのですが、同じ時代なのですか?

山崎:もちろん長い時代なので、ピラミッドとも並行する時期もありますが、シリアは“文明の十字路”と言われ、さまざまな文明の滅亡、出現を繰り返した場所になります。

小黒:山崎さんが、そもそも考古学者を目指したきっかけは?

山崎:小学校低学年の時に、京都に「ツタンカーメン展」が来たんです。日本に最初にツタンカーメンが来た時だと思うのですが、その時に両親が連れていってくれまして。背が低いので、黄金のマスクなどを下から見上げたわけですが、金でキラキラとして綺麗なんだけど、破れているところがあったりして「なんでこんなに破れているんだろう」と思ったり。まだ“古い”ということは理解していなかったと思うのですが、その時に「キンキラなんだけど、崩れている」というものに、よく分からないながらも好奇心がそそられたことは覚えています。

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今週は7月1日(金)まで、山崎さんのお話が続きます。シリアの伝統的刺繍「イブラ・ワ・ハイト」の話など、興味深い話題をどうぞお楽しみください♪

【関連サイト】

「LOHAS TALK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

岸谷五朗、出演した役者が売れる舞台を手掛ける?(2016年05月27日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1656.html

花飾り作りで世界を旅する「レイメイカー」とは(2015年08月26日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2015/08/post-1115.html

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