体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

「稼ぎ方」は「お金の使い方」で変わる?何のために働くのか考えてみた

f:id:kensukesuzuki:20160520142133j:plain

お金を使うことと稼ぐことは表裏一体?

こんにちは、Omsubi(オムスビ)のハブチンです。

独立したところで、いきなり仕事がポンポン入るわけではありません。仕事、つまりお金を稼ぐということは、顧客の都合もあれば、競合との兼ね合いがあるので、自分でどうこうという訳にはいきません。

一方で、時間やお金を使うことは自由です。妻に財布を握られている方は別として、基本的には自分で自由に決めることができます。でも自由だからこそ時間やお金の使い方はセンスが見えます。

早くて安くて便利なものにお金を使う人、流行っているものにお金を使う人、自分が価値を感じるものだけにお金を投じる人、使うことはせずにただお金を貯めていく人。

私は自分が価値を感じるものにお金を投じるタイプで、料理や育児にお金や時間をかけています。すると、同じように料理や育児に関心の方がある方々から相談をいただくようになり、ありがたいことに仕事につながったりしました。そのような体験をすると、お金を使うことと、お金を稼ぐことは表裏一体でつながっているように感じてきました。

そもそも何のためにお金を稼ぐのか

一方で、一般的にはお金を使うことと稼ぐことを切り分けていらっしゃる方が多いと思います。仕事は仕事、プライベートはプライベートというように。特に20代30代の働き盛りの方は、プライベートはなるべく効率的に済ませて、仕事をされていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

忙しいからご飯はコンビニで済ませる、時間がないから移動はタクシーで済ませる、面倒だから洗濯はクリーニング、掃除はお掃除代行サービスで済ませて、育児はベビーシッターを雇う。

生活を外注することで、雇用が生まれ経済的には良いことだろうし、外注して余った時間でさらにお金を稼ぐことはできるけれど、仕事するために仕事している状態になっているのではないだろうか。果たしてそれが豊かな暮らしなのだろうか。

このような物語もあります。

f:id:kensukesuzuki:20140817095303j:plain

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。

その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」

と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

と言うと、 漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」

と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、

女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、

歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、

きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、

漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。

お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。

その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。

そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。

自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。

その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、

ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。

きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

1 2次のページ
リクナビNEXTジャーナルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。