ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

Hello Sleepwalkers、紙幣が舞う熱狂と混沌の赤坂BLITZでみせた決意表明

DATE:
  • ガジェット通信を≫
Hello Sleepwalkers、紙幣が舞う熱狂と混沌の赤坂BLITZでみせた決意表明

Hello Sleepwalkersの初の全国ワンマンツアーのファイナルが東京・赤坂BLITZで行われた。

歌声と共に深海の様な青く暗い光の渦にシュンタロウのシルエット浮かび上がり、一曲目の「水面」が始まる。ナルミの歌うサビに併走する形でシュンタロウとタソコがギターで高速タッピングを繰り出す。

「待たせたな東京!」シュンタロウが叫び、「百鬼夜行」で完璧な相思相愛を確かめる様にハンドクラップで観客を巻き込みながら「さあ さあ 集え 始めよう」と宴の始まりの宣言、ナルミのパワフルな歌で一気に会場のヴォルテージを上げていく。

ステージにレーザーが飛び交い、「Life is a Game??」では、シュンタロウがタンバリンを片手に観客を扇動。ジャムセッションを挟むアレンジがなされた「Jamming」、コール&レスポンスの定番「越境」と、初っ端からハイエナジーな5曲を連続で披露し、息も切れ切れになりながら、シュンタロウは満面の笑みで「今できる最高の音楽を近くでぶつけたい」と語った。

MCが終わると、「空白で満たした透明」という言葉が空いたこの2年間を全て物語っている様な絶望と再起の歌「EYES TO THE SKIES」を披露。そしてチューニングの静寂と暗闇の中、急速に発達する積乱雲の様な煙がステージを満たし、雷の様な照明が瞬くと、「2XXX」のイントロが炸裂する。

ルール無用の壮絶な展開と、把握不能な程の変拍子にもかかわらず、靄に浮かび上がるシルエットとなったバンドは、音の混沌で観客を引き込んでいく。続いて、ユウキのスネアへの渾身の一撃と共に煙が高く噴き上がり、マシンの様に音塊をフロアに叩きつけ「Stand-alone」を披露した。

続くブロックはマコト作詞作曲の「ハーメルンはどのようにして笛を吹くのか」から。コーラスワークで会場をみるみる高揚させていき、「夜明け」につながる。続いて、静と動を駆使した「天地創造」が会場をHello Sleepwalkersの世界へとそめていく。

そして、シュンタロウが静かに語りだす。思う様に曲がつくれず、進むべき方向が見失い、音楽が憎くなって何度もやめようと思ったこと。でもその時間があったから歌える曲があって、待ってくれる人がいて、結局音楽に救われているってことにみんなのおかげで気づいたということ。そんな話で改めて感謝の意を示すと、「この先何があってももう辞める気はないし、もっと面白いもの、もっとかっこいいものを追求していくつもりです。それをまた言葉にして、曲にして、みんなに投げ続けるから、どうかこれからもHello Sleepwalkersの隣にいてください。」と何時になく丁寧な言葉で決意表明をした。

ここで「どんな最悪な結末が見えていても、書き変えて、新しい一歩を踏み出せると作った」というアルバムの中で最後に出来た曲「Perfect Planner」が始まる。無数の白い光の線が放たれるステージ上で歌う二人が幻想的な空間を演出していた。次は強烈なインストパートを挟んで「レトリック」に突入。多幸感溢れるトライバルなビートの中、ナルミがコール&レスポンスを始める。「歌え!」の号令で一つの塊となった観客の合唱が赤坂BLITZを震わせていく。

大声を出してアドレナリンが溢れ出した観客に投下されたのは狂気的労働賛歌「Worker Ant」。隙間なく最強のライブアンセム「猿は木から何処へ落ちる」、代表曲中の代表曲「午夜の待ち合わせ」、今回のライブのハイライトとなる「神話崩壊」とキラーチューンで続けざまに捲したてる。煙が勢いよく吹きだし、神話崩壊のミュージックビデオでも使用されたバビロン紙幣、約2万枚が舞い落ちてくる。狂喜乱舞するオーディエンスは「ナンマイダー ナンマイダー アーメン アーメン」の大合唱し、ツアーは大団円を迎えた。

アンコールは二曲。まずは初期の代表曲「月面歩行」。そして、自分達の音楽に共感してくれる仲間と全速力で駆け抜けた「アキレスと亀」で締め括られた。

Photo by yosuke torii

セットリスト
2016年6月25日 東京・赤坂 BLITZ 「Hello Sleepwalkers 2016 “Planless Perfection”」
01. 水面
02. 百鬼夜行
03. LIFE is a GAME??
04. Jamming
05.越境
06. EYES TO THE
07. 2XXX
08. Stand-alone
09. ハーメルンはどのように
10. 夜明け
11. 天地創造
12. Perfect Planner
13.レトリック
14. Worker Ant
15. 猿は木から何処へ落ちる
16. 午夜の待ち合わせ
17. 神話崩壊
EN1. 月面歩行
EN2. アキレスと亀

関連リンク

Hello Sleepwalkers Web Sitewww.hellosleepwalkers.com
Hello Sleepwalkers Twitterhttps://twitter.com/HSW_japan

カテゴリー : エンタメ タグ :
Musicman-NETの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。