BOOM BOOM SATELLITES「作品のなかで何度でもお会いしましょう」最後のメッセージ

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BOOM BOOM SATELLITES「作品のなかで何度でもお会いしましょう」最後のメッセージ

 BOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)として最後の作品であり、脳腫瘍を患うメンバー・川島道行(vo,g)の生き様がこもったシングル『LAY YOUR HANDS ON ME』(https://youtu.be/Krem4GHmmxg)が、2016年6月22日にリリースされたことを記念して、6月26日に『BOOM BOOM SATELLITES ニコ生 Special Day』と題されたニコニコ生放送の特別番組が放送された。

BOOM BOOM SATELLITES ニコ生キャプチャ画像

 同番組は、0時から24時過ぎの約24時間に渡って放送。当日は約11万視聴を記録し300通以上のメールも届くなど、大きな反響を呼んだ。前半の第1部となる0時から22時30分の間は、アルバム音源の一挙視聴やライブ映像、過去のミュージックビデオ、そしてこれまでメンバーが何度も出演してきたニコ生の再放送など貴重な映像が詰め込まれていた。

 22時30分からの第2部には、いよいよメンバーの中野雅之(b)が登場。ライブ活動の休止を発表して以来、滅多にその姿が見られなかったこともあり、待ちわびたファンからは多くのコメントが寄せられるなか、最新作『LAY YOUR HANDS ON ME』について、またその制作過程についても、MUSICA編集長・有泉智子と対談する形で赤裸々に語った。

 同作品の収録曲を1曲ずつ解説していくコーナーでは、ゲストとしてサポートドラムの福田洋子が招かれ、これまでメンバー2人と同じステージで数々のライブをこなしてきた彼女だからこそ語れる視点でトークを展開。川島道行の歌う姿が映し出されている「STARS AND CLOUDS」のMV(https://youtu.be/QQ0EoPuaoPQ)が流れたあとは、これまでのBOOM BOOM SATELLITESの活動において、出演者3者ともそれぞれの立場で真剣に、一切の妥協を許さず作品と向き合っていたことも語られた。

 そして最後には中野雅之からファンに感謝を込めて、一言一言噛み締めるようにメッセージが贈られた。「(前略)僕たちの分身(=楽曲)が生き続けるので、作品のなかで何度でもお会いしましょう」。その言葉の通り、バンドとしての活動は終了しても、彼らが残した楽曲の素晴らしさはもちろん永遠に色褪せることはなく、今後より一層の輝きを増していくことは間違いない。

 同番組のアーカイブ(http://bit.ly/28YvdSY)は7月27日23時59分まで視聴することができる。

◎中野雅之-ファンに感謝を込めてメッセージ
本当はここに川島くんがいて、ゆるいトークが楽しめるところだった。
こういう形で終わるバンドも珍しいと思うけど、僕たちアーティストは楽曲を残すことが出来て、
それは作品としてずっと生き続ける。誠実に作ってきてよかった。どの作品も恥ずかしくない。本当に幸せです。
これまでやってこられたのは、支えてくれた人たちがいたからで、皆さんに“ありがとう”と言いたいです。
こういう機会を持てなくなるのは寂しくなりますが、僕たちの分身(=楽曲)が生き続けるので、
作品のなかで何度でもお会いしましょう。今まで本当にありがとうございました。

◎『LAY YOUR HANDS ON ME』
放送日: 2016年6月26日 0:00~24:43
アーカイブ:2016年7月27日23:59まで
URL:http://bit.ly/28YvdSY
※アーカイブはプレミアム会員限定

◎ラストシングル『LAY YOUR HANDS ON ME』
2016/06/22 RELEASE
[初回生産限定盤(CD+Blu-ray)]SRCL9106~7 / 3,657円+税
[通常盤(CD)]SRCL9108 / 1,389円+税

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