ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

たたみのカビ対策と対処法

DATE:
  • ガジェット通信を≫

梅雨の時期 気になるたたみのカビ

沖縄地方は梅雨明けをしましたが、九州以北はまだしばらくじめじめした梅雨が続きます。
日ごろ生活していてカビが発生する場所ってどこかな?と考えてみると、一年中気になるのが浴室内のタイル目地やコーキングの部分。
室内に置いておいた食パン、冷蔵庫に入れておいてもカビが発生するのがお餅やジャム、そして梅雨の時期に気になるのがたたみに発生するカビです。

今回は、たたみに発生するカビ対策と対処法について書いてみたいと思います。
とは言っても私が大学へ行ってカビについて研究をしてきたわけでもありません。
このたたみに関わる仕事について30年になり、仲間から教えてもらったり聞いたりしたことそれと経験したことを紹介いたします。

たたみのカビ対策について

 まず、カビ対策についてです。
1、掃除    
掃除機かけ、面倒ですよね。大変ですよね。その気持ちよくわかります。でも、カビが発生してからだともっと大変。掃除機で、部屋の隅々までかけてください。特に机の下とか風通しの悪いところなどを念入りにお願いします。できれば、毎日してください。

毎日することによりたたみの表面をきれいにするだけではなくたたみの表面の変化も確認することができます。
一年中でなくてもいいです。この時期だけでもお願いいたします。

2、風通し   
梅雨の時期は窓を開けることにより、湿気が室内に入ってきますので窓を開けるのは、晴れた湿度の低い日にしましょう。

3、除湿    
エアコンを上手に利用しましょう。エアコンをドライに設定して室内の湿度と温度下げるとカビの発生を防ぐこともできます。

4、湿度計   
温度や湿度を確認することによりカビの発生を防ぐ対策を取る事も出来ます。湿度は65%が目安のようです。

5、天日    
たたみ替えをしてたたみが日に焼けないように障子やカーテンを閉めっぱなしにしたり、雨戸を閉めっぱなしにしたりする方がいるようです。日を当てることによりたたみの表面を乾かすことにもなります。

 これは、絶対ダメ・・・。絶対やらないで、ということ
1、水拭き   
たたみを水拭きすることです。この時期湿度が高いにも関わらず水拭きをするとたたみの表面が湿った状態になり、カビの発生原因になります。これはダメですよ。

2、部屋干し  
洗濯物の部屋干しです。雨が降っているからといって洗濯物を部屋に入れて干しがちです。
和室(畳の部屋)に洗濯物を干すと、その洗濯物の水分がたたみにいってしまいます。これもダメです。

カビは高温多湿な状態・環境になると発生します。
ですから、そのような環境にならないよう心掛けたいですね。

次に、カビが発生してしまった時の対処法です。

カビが発生したときの対処法について

1、天気の良い日、空気が乾いている日を選び、窓を開け、たたみの目に沿って掃除機かけをしてください。
また、雨の日が続いてしまったらエアコンのドライ設定にしてたたみの表面を乾燥させてください。
掃除機をかけてたたみの表面に発生したカビを取り除きましょう。
  
2、薬局・ドラッグストアで販売している消毒用アルコール(エタノール)を乾いたタオルに染み込ませ畳の目に沿って拭いてください。

3、もう一度、乾いたタオルで拭き取り完了になります。

4、その後、よく乾燥させることが必要なので日を当てたり、エアコンをドライ設定にして乾燥させましょう。

 最後に、カビの発生は、同じ建物でも1階と2階でも違いますし、木造住宅・コンクリート住宅でも違います。
また、地域によっても、海沿いなのか山沿いなのかによっても違うようです。

最近の住宅は、部屋の中の天井・壁・床と工業製品が多いため調湿性能が無い物または少ない物が多いように思います。
調湿効果のある壁材を塗ったり、天然木やタイルを張ったりするのも良いかもしれませんし、炭を置いたりしてもいいかもしれません。

たたみ替えをしてたたみ表が青いうちは、い草が生きようとして水分を吸収しようとするようです。
ですから、その時期には特に注意してください。しかし、梅雨の時期に必ずカビが発生するということではありません。
意外と梅雨の時期に畳替えをされる方も多いです。
い草の香りで癒されてくださいね。
 

(青木 信男/畳職人)

関連記事リンク(外部サイト)

熱中症対策のファッションについて
犯罪者の社会復帰に厳しい現実、求められる支援
梅雨を快適に過ごす3つの知恵

カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ :
JIJICOの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP