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座禅を組んで耐えた3日間。呑気な私でも本当に辛かった、陣痛促進剤の点滴

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37週も過ぎた頃、エコーで赤ちゃんはもう3キロに迫る大きさに。

でも38週の検診でも39週の検診でも子宮口はかたく、前駆陣痛さえありません。

赤ちゃんが小さければ待てますが、もう3キロも超えていそうなので、陣痛促進剤での計画分娩を勧められました。

予定日の3日後から5日後まで飛行機で実家の両親がやってくることになっていましたが、入院がちょうど両親が来る日に設定されました。

それまでに陣痛くればいいねー、と言われて39週の検診を終えましたが、結局入院の日までなんの音沙汰もありません。

40週3日の朝入院して、すぐ陣痛促進剤の点滴がはじまりました。

その日の夕方、主人が両親を空港に迎えに行っている間に破水。

陣痛も「あたたた…」くらいでまだまだ余裕がありましたが、破水すると陣痛がつきやすいと助産師さんに言われて勇気づけられました。

主人と両親が病院に到着して、先生の診察。

子宮口は1センチ。

それ以上陣痛が強くなる様子もなく、1日目は一旦点滴を外して翌日仕切り直しすることになりました。

2日目も結局、子宮口は5センチまでしか開かずに夕方仕切り直しが決まりました。

しかし1日目とは違い、陣痛もかなりの痛さになっていたので「このまま自然についてくれればいいね」と点滴を外しましたが、ゆるゆると陣痛は続き、一晩中ギックリ腰のような腰痛と嘔吐と戦うことに。 関連記事:促進剤を打っても子宮口が全く開かない…陣痛の痛みと戦い続けた3日間

朝、看護師さんに陣痛と腰痛のことを話すと子宮口を調べてくれましたが、5センチのままで変わらず。

その後先生がきて点滴再開。

これが午前9時。

もう3日目で痛みと嘔吐で食べられていないのとでヘロヘロ。

「破水後48時間過ぎてしまうので午後3時半過ぎたら帝王切開します…」

そこからバタバタとレントゲンやら同意書やらの帝王切開の準備がはじまり正午、両親が帰りました。

「いる間に産まれなかったねー」

呑気なものです。

そして午後3時半。

「子宮口6から8センチですねー」

「全開大にはならないですか…。でもさっきより開いてますね、もう少し、もう少しだけ様子見ましょう!」

正直3時半まで我慢したら麻酔すると思ってたのでショックを受けました。

4時になり子宮口はまだ8センチ。

「開いちゃいます?」

年配の看護師さんが内診の手をグリっと…。

「先生ー全開大でーす。」

ま じ か !

開いてくれました。

「分娩台に移動しますが、1時間たっても産まれなかったら帝王切開します!」

まだ試練は続きます。

最初は陣痛室という分娩台に近い部屋にいたのですが、他の方がどんどん産んでいくので遠い部屋に出されたのが2日目の朝。

痛みより早く産みたくて先頭切って歩きました。

「歩けるの?痛み強いわねー。赤ちゃん降りてきてる感じある?」

「ありません、痛いですよ」

横になった分娩台は部屋のベッドよりいきみやすい。

点滴も外してもらったので身軽です。

散々みんなに産まれるときが一番痛い、いままでの陣痛なんて目じゃないと言われていたので、こりゃ1時間じゃ産まれないんじゃないかなと思っていました。

だって点滴抜いたら痛みが弱くなったから。

陣痛は10分刻みに落ち着いてしまい5回いきんで午後5時15分。

約束の1時間です。

「先生ー帝王切開しますかー?」

「妊婦さん呑気ですね!次でいきますよ!!」

だってさっきまでの陣痛の方が痛かったもの。

だれも赤ちゃん降りてきてるって言ってないし、たぶん無理なんだなーと。

呑気は血筋かもしれません。

「あ、きました。」

何がって陣痛がです。自己申告していました。

余裕があるというか、陣痛と陣痛の間は談笑していました。

だって本当に痛くない。

陣痛にあわせて看護師さんがわたしに乗っかってお腹を押します。

あれ?いまオギャーって聞こえた?

「17時31分産まれましたよー。」

産まれた。なぜ誰も赤ちゃんが見えていると言わないんだ。

会陰は切開するも四方八方に裂けて、縫合に1時間半かかりました。

赤ちゃんは3,500弱の大きさの女の子。

縫合が終わっても出血が多くてガーゼが見当たらなくなってしまったり、バタバタとしていましたが、主人に臍の緒を切ってもらうこともでき、全体的にはいいお産でした。

点滴、本当に辛いです。

抜いたら嘘みたいにがんばれる痛みにかわりました。

学生時代から通っていた坐禅による精神統一がまさかこんなところで役立つなんて。

2日目3日目はずっと坐禅組んで過ごしていたなーというのもいい思い出です。

元気な女の子は7カ月になりました。

また新生児が見たいなーと思う自分はやっぱり呑気者だとおもいます。 関連記事:陣痛20時間、意識も記憶もとぎれとぎれ…でも、産んだら痛みを忘れた!

著者:ふくねこねこ

高齢出産ですが毎日楽しくすごしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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