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映画監督・安藤桃子が大事にしている「食事シーン」

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J-WAVEの金曜24時からの番組「MAGAZINE HOUSE RADIOFAST」(ナビゲーター:安藤桃子)。6月24日のオンエアは「おにぎり」に注目してお届けしました。

安藤もこの日、自作のおにぎりを一つ持ってきていたそうで「ぱっと食べられますし、すぐにエネルギーに変わる必需品なんです」とのこと。

まず、昭和29年創業の、東京で一番古いおにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」の女将さんに話をうかがいました。

「おにぎりってやっぱり、素手で握るっていうのがおにぎりだと思うんですよ。ゴム手袋をして握るのは邪道だと思います。おいしくつくるためには、あまり握りしめないんですよね。ほどよく愛情を持って握るっていう感じですね。これが分かるようになるのに10年くらいはかかります」

宿六には海外からのお客さんも多く訪れるそうですが、「皆さんが“ライスボール”と言わずに“おにぎりありますか?”と尋ねてくれるんです」と、うれしそうに話してくれました。

これを聞き安藤は「素手でにぎるおにぎりって…単純に考えてもその人の体温とか…皮膚から伝わるものとか、たくさんあると思うんですよね、気持ちもそうですし」と女将さんの話に納得した様子。

そして「素手で握る女将さんの手、さわってみたいなあ。多分ふっくらしてるんじゃないかなあって。さわってみたいなあ」と続けていました。

そもそも、日本人はいつからおにぎりを食べているのでしょうか。

一般社団法人おにぎり協会代表・代表理事の中村さんに聞いてみたところ、おにぎりの化石というのは、弥生時代のものが出てきているのだとか。お供えしていたものがそのまま化石化して残っているそうです。

そしてお菓子研究科の福田里香さんの分析によると、黒澤明監督の名作「七人の侍」は「最高の食育映画」という話題に。その理由は「すべてお米にまつわるお話」だから。

例を挙げると

・村を襲うという野武士が、刈り入れが終わるタイミングを見計らっている。
・それを防ぐため、村は食いっぱぐれた侍を雇う。
・土間に散らばった米が真珠のように美しく、お米の大切さを表している。

などの点があるそうです。

安藤も「たしかに。すっごくお米をおいしそうに食べていたという印象はあります」。そして「天下の黒沢明監督の作品を前におこがましいのですが…」と自身の映画監督としての考えを披露しました。

「“映画と食”はすごく大切にしていて、“作品の中で食べることは生きることにつながる”と信じているので、料理のシーンとか食べるシーンを撮っています」

安藤が手がけた1作目の映画「カケラ」は、嫌な性格の主人公の彼氏が、ムシャクシャしながら朝食を食べる口元からはじまるそうで「この彼氏嫌なやつなんですけど、食べることで、悪い奴じゃないなという希望を与えたいというか。『この人も生きてるじゃん! みんな生きてるよ!』という、料理や食は映像の中ですごく大事なことだと私も思っています」と安藤。

映画の中に食事シーンが出てきたら、監督の意図や狙いを考えてみると、見方や解釈が変わるかもしれませんね!

【関連サイト】
「MAGAZINE HOUSE RADIOFAST」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiofast/pc/

世界の「ソロ飯」事情 日本も見習いたいマナーとは(2016年06月04日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1700.html

手軽に健康効果! 話題の「オイルおにぎり」レシピ(2016年05月30日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1678.html

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