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KANA-BOON、全国ツアー初日の模様をWOWOW独占放送&メンバーインタビュー公開

KANA-BOON、全国ツアー初日の模様をWOWOW独占放送&メンバーインタビュー公開

KANA-BOONの自身初、海外公演も含む2016年のツアーから初日公演の模様が6月25日にWOWOWにて放送される。

KANA-BOONにとって約1年ぶりに開催された待望の全国ツアー。その初日となった幕張メッセはライブ開始から強い期待を寄せる尋常ではない熱気に包まれていた。そんな1万5千人の喝采が絶えず響きわたった会場で、谷口鮪(Vo・G)は「ここからまた一生懸命、自分たちの音楽を追求していきたいです!」と、バンドの新たな決意を口にした。

タキシード姿で登場したメンバーが披露したのは、いきなり会場がイェーイという掛け声で一体となる「オープンワールド」だ。古賀隼斗(G)の「これぞギターヒーロー!」と叫びたくなるような存在感のあるリフを見せつけた「革命」では、谷口が繰り出すファルセットを交えた歌声が楽曲のもつ切迫感を強く煽っていく。いつになく攻撃的なトーンで幕を開けたライブは曲を追うごとに熱量を増していった。飯田祐馬(Ba)と小泉貴裕(Dr)のリズム隊ふたりがしっかりと足場を支えるKANA-BOONの疾走感溢れるサウンドにフロアは動かされっぱなしだ。

今回のツアーは「格付けされるバンドマンツアー」と題して、演奏シーンの合間にメンバーを格付けする楽しい企画が用意されていた。始めはタキシードで登場したメンバーだが、クイズに不正解すると一流から二流、三流、そっくりさんへと転落。徐々に、スタッフからの扱いが冷たくなり、“そっくりさん”まで落ちると、着ていたタキシードの袖が破かれるという悲惨な結末になる。このコーナーの司会として登場したツアーキャラクター格付犬“リッチー”の毒かわいい話術も絶妙で、「真ん中のやつ!歌詞を間違えたワンね?三流に格下げワーン!」と、谷口にまさかの三流転落が言い渡されたりして、会場は大きな笑いに包まれた。スリリングなライブを和ませる、このユニークな企画がKANA-BOONとお客さんとの距離をより近いものにして、特別な空間を作り上げたことは言うまでもない。

最新アルバム『Origin』の楽曲を中心にしながら、「フルドライブ」「シルエット」「ないものねだり」など、KANA-BOONのライブでは欠かすことのできないキラーチューンを網羅しながら、ライブは2時間半にもおよんだ。その終盤に谷口はこんな言葉を残している。「みんながしんどいとき、辛いとき、嬉しいとき、僕らの音楽が常にみんなの心に鳴っていることを願っています」。その言葉のあとに披露された「スタンドバイミー」の、真摯で真っ直ぐな歌はあまりにも感動的だった。《目の前に君がいれば、見えぬ明日だってこわくないさ》。その歌のとおり、前に進むことを恐れずに、いま改めて音楽の力を心から信じて歩み出したKANA-BOON。強く逞しく成長してゆく4人の姿がとても眩しかった。

メンバー インタビュー
――最新アルバム「Origin」を引っさげて開催している「KANA-BOONの格付けされるバンドマンツアー 2016」も後半戦に突入しますが、ここまでの手応えはどう感じてますか?

谷口:いまは余裕も出てきて落ち着いて楽しめるようになってきましたね。やっぱり「Origin」の曲をやるのが新鮮なんです。前回のアルバムはみんなが知ってる曲も多かったから盛り上がるのが当然っていうところもあって、それにちょっと甘えてるところがあったと思うんです。でも今回はすごくポジティヴな意味でライブでいかに伝えるかっていうことを考えてて。僕らの本来のかたちになってるんですね。

――今回のツアーではツアータイトルにちなんで、ライブ中にメンバーの格付けコーナーがあるわけですけれども。これは誰のアイディアなんですか?

谷口:飯田が最初にツアータイトルを考えたんですよ。
飯田:語呂が良くて言いたくなるようなツアータイトルが良いなと思ったんです。KANA-BOONらしくて、俺らもやってて楽しいことをやりたいと思って考えたんですけど、これにすごい悩まされましたね……。
谷口:どんどん格下げしていくからな(笑)。

――出されるクイズに正解すると“一流”をキープできるけど、不正解すると“二流”“三流”“そっくりさん”に落ちていくっていうシステムですよね。

谷口:下がるのは簡単なんですけど、上がるのはめっちゃ難しいんですよ。
古賀:問題がけっこう難しいねんな。

――ライブはすごくかっこいいのに、あの格付けコーナーになった瞬間にメンバーが素の表情を見せるっていうのも面白いんですよね。

谷口:そうですね。登場から僕らがタキシードを着てる時点で面白いですよね。

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