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ロングセラーだけど新しい!? 福岡の“冷やし麺”と言えば「ちんめん」ったい!

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5月上旬あたりから、飲食店の店頭で目につくようになった「○○はじめました」の文字に、ちょっぴり小躍りしてしまう今日この頃。「冷やし中華」に「かき氷」…いいですね。

しかし、ここで我々福岡っ子が頭に思い浮かべるべきは、「ひやしちんめん」。それは、福岡でしか味わえない「名物麺」で、もっと言えば、天神ソラリアステージ地下2階、味のタウンの「あま太郎」でしかいただけない、博多っ子のソウルフードなのであります!

福岡市の繁華街・天神のほぼ中心部に位置するソラリアステージビル。ビル内には、福岡と九州・本州各地を結ぶ高速バスターミナル、天神と久留米・大牟田をつなぐ西鉄電車の始発駅なども入っており、地元っ子から観光客まで様々な人が行きかいます。今回ご紹介する「あま太郎」は、その地下2階に広がる飲食ゾーンである味のタウンにあります。

麺の専門店でありながら、店名は「あま太郎」。誰もが一度は、「なぜ?」と疑問に思ったことがあるのでは。聞けば、戦後すぐは甘味店からスタートし、常連さんの「食事もしたい」というリクエストにこたえ、昭和37年より、現在のような「ちんめん」のお店になったのだとか。

「ちんめん」の考案者は、甘味店とともにテーラーも営んでいた初代店主。戦後、ソウルからの引き揚げで帰国してからも、韓国冷麺の味わいが忘れられず、そこからヒントを得て生まれたのが「ちんめん」だったのだそう。メシ通レポーターのS子は長年、「ホットちんめん」ありきの「ひやしちんめん」だと思っていたのですが、実は「ひやしちんめん」があったからこその「ホットちんめん」。一年中「ひやし」がいただけることを、ここで初めて知ったのでした。大変失礼いたしましたっ!

ということで本日も、お店一番の看板メニュー「ひやしちんめん」をいただきます! 写真は、2代目店主の奥様で、お店を切り盛りする笠井一恵さん。「主人はテーラーの仕事を継いだので、こちらのお店は私が手伝っているの」。いつもチャーミングな笑顔で迎えてくれます。

そしてこちらが「ひやしちんめん」(680円)。麺が見えないほどに、キュウリ、ハム、卵、キャベツがたっぷり! ボリューム満点です。(プラス150円で、「ぜんざい」も付けちゃいました……)

スープは鶏ガラをベースに、お醤油などで味を整えたさっぱり系。加えて、ごま油の良い香りが食欲をそそります。

そして、よいしょ、よいしょと具材を押しのけようやくお目見えする麺は、細め・平型のたまご麺。冷水でキュッと締めた細麺は、口に入れるとプリプリッとしたコシがあり、しっかり冷やしたスープとの絡みも最高です! かつては製麺所にオーダーしていたという麺ですが、10年ほど前より自社製造にシフト。毎日必要な分だけを製造しているそうで、結果、添加物も不要となり、ヘルシーに生まれ変わったそう。ちなみに、1人前でも110gほどあり、女性なら十分満足できる量ですが、プラス120円で大盛りも可能。お昼時のビジネスマンはこぞって大盛りをオーダーするそうです。

器の片隅に添えられたカラシは、スープに少しずつ溶かしながらいただきます。すると別のテーブルにいらした常連さんらしきご婦人が、「私はカラシ多めで」と、なんともツウなリクエストを。うん、コクのあるスープにカラシ、合いますもんね!

「中盤からは、お酢を加えてもおいしいのよ」と、テーブルの上のボトルをすすめてくれた笠井さん。クルリとひと回ししてみると、お〜! さらにさっぱり感が加わって、こちらも美味! 一度で二度美味しい「ちんめん」なのでした。

ほかにも、「チーコ(鶏の唐揚げ)」が乗った「特製ひやしちんめん」(850円)や、ミニサイズの「ちんめん」にミニサイズの「ぜんざい」が付いた「サービスひやし」(620円)なんていうメニューも人気。

また、お持ち帰りセットも好評で、具材付き580円、麺とスープのみなら360円で販売されています。良心的なプライスにも涙……。

秋・冬にはホットな「ちんめん」もぜひ。うどん風の「かきあげちんめん」(780円)や、ちゃんぽん風の「は菜まるちんめん」(760円) など、バラエティに富む「ちんめん」が味わえますよ。


お店情報

名物 ちんめん あま太郎

住所:福岡県福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ地下2階

電話番号:092-733-7088

営業時間:11:00〜22:00(LO 21:30)

定休日:元旦のみ

※金額はすべて消費税込です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。


書いた人:

S子

ブロッコリーとパスタを愛するフリーランスライター。年に一度の海外旅行、年に数回の国内旅行を楽しみに生きています。今年こそ、キューバで本場のモヒートを飲むぞ!

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