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自首となるのか?

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自首となるのか?

Q.

 ある犯罪事件が発生し、捜査機関によって、Aが指名手配されました。逃げきれないと観念したAは、最寄りの警察署に出頭しました。
 また、ある犯罪事件を起こしたBは、事件自体が捜査機関に発覚する前に、最寄りの警察署に出頭しました。

 AとBは、自首に該当するのでしょうか?

(1)Aは該当せず、Bは該当する
(2)AもBも該当しない
(3)AもBも該当する

A.

正解(1)Aは該当せず、Bは該当する

 よく、新聞などでは、指名手配犯が警察署に出頭した場合、自首したと報道されることがありますが、これは刑法上の自首には該当しません。

 刑法42条1項は、自首について、「捜査機関に発覚する前」を要件としています。
 この「捜査機関に発覚する前」とは、「犯罪事実が発覚する前」と「犯罪事実は発覚しているが、誰が犯人であるか不明である場合」を意味します。

 したがって、指名手配されているAは、既に犯罪事実も誰が犯人であるかも、捜査機関に発覚していますから、自首には該当しません。
 これに対して、犯罪事実そのものが発覚する前に警察署に出頭しているBには自首が成立します。

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