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世界で最も危険なブルーファイア!命がけで見る神秘の絶景「カワイジェン火山」

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神秘のブルーファイア Photo Credit : Hiroharu Zoshiki 「色で見る大自然」」

こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。
皆さん、世界で最も危険な場所にあると言われている絶景を知っていますか? 今回ご紹介するインドネシアの「カワイジェン火山」は、その青き炎に包まれた妖艶な美しさからは想像しがたいほど、命知らずの絶景ハイキングを要します。ではさっそく、その概要をご紹介します。

カワイジェン火山とは?

今回の舞台である「カワイジェン火山」は、インドネシアのジャワ島東部に位置します。海抜約2,799mの山頂付近に存在する直径800mほどのエメラルドグリーンのカルデラ湖。

ここは湖面がたたえる美しさとは裏腹に、生物の住めない「死の湖」として恐れられています。なぜならカルデラ湖の水はアルミ缶をも溶かす超高濃度の硫酸が溶け込んでいるから。硫酸の湖は、まるで風の谷のナウシカに登場する酸の海を思い起こさせます。

カワイジェン火山のカルデラ湖 Photo Credit : Mayumi Kawai 「命がけで見る炎の絶景!闇夜に光る神秘の蒼の光景」

火口付近のあちこちから噴出する大量の煙は硫化水素の有毒ガスで、吸い過ぎると呼吸困難に陥り、最悪の場合は死に至ることも。強風が吹き荒れる火口付近では、風向き次第であっというまに有毒ガスに巻かれ、目と鼻をやられてしまいます。

有毒ガスにまかれる人々 Photo Credit : Mayumi Kawai 「命がけで見る炎の絶景!闇夜に光る神秘の蒼の光景」

現地では命知らずな観光客が簡易マスクやハンカチ等でしのごうとする姿が散見されますが、行くときはガスマスクの持参を強く強くおすすめします。Amazonなどのオンラインショップでも購入できるので、ぜひチェックしておきましょう。

必需品!ガスマスク Photo Credit : Mayumi Kawai 「青い炎(ブルファイヤー)だけじゃない!カワイジェン火山ツアーの魅力!!」

なぜ青い炎(ブルーファイア)なのか?

この青い炎の正体は、火口の隙間から吹き出す600度以上もの高温の硫黄ガスが空気に触れて自然発火したものです。いかに高温かは、ガスバーナーの火をイメージしてもらえば分かると思います。また、一部では液体化した硫黄ガスが燃えながら流れ出す妖艶かつ異世界の光景を見ることができます。

流れ出る硫黄ガスの青い炎 Photo Credit : Mayumi Kawai 「命がけで見る炎の絶景!闇夜に光る神秘の蒼の光景」

硫黄を生活の糧にする現地の人々

医薬品や化粧品等に必要とされる硫黄は、現地の人にとって、てっとり早く手に入る貴重な収入源です。命の危険にさらされながら、防護服に身を包み、一度に80~100㎏もの硫黄の岩を一日1~2往復、竹かごに背負って運びます。

しかしそこまでしても一日の報酬は8ドル前後。彼らの多くは残念ながら長生きできないと言われています。

竹かごに入れて硫黄を運ぶ労働者 Photo Credit : Kishigami Tetsuya 「青い炎(ブルファイヤー)だけじゃない!カワイジェン火山ツアーの魅力!!」

硫黄の岩を削ってさまざまなかたちに彫刻し、土産物として売り出す商魂たくましい現地の人々もいます。これらは道中あちこちで購入可能できます。種類は仏像からハローキティーのようなキャラクターものまで様々。ただし、もちろん硫黄臭いので持ち帰りには十分ご注意を。

硫黄の土産品 Photo Credit : Kishigami Tetsuya 「青い炎(ブルファイヤー)だけじゃない!カワイジェン火山ツアーの魅力!!」

おわりに

ブルーファイアを見るためにはツアーが一般的で、現地申込みのほうがお得なことが多いです。また、必需品としてガスマスクのほか、ヘッドライト、足元が滑りにくいゴム底のシューズがおすすめです。ぜひ、バリだけではないインドネシアの新たな不思議と魅力を探訪してみてください。

ライター:Mayumi

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*Hiroharu Zoshiki 「色で見る大自然」」
*Kishigami Tetsuya「>青い炎(ブルファイヤー)だけじゃない!カワイジェン火山ツアーの魅力!!」

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