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TV放送作家が「NHK朝ドラ」を分析!注目すべきは、2番目の伸びシロ?!

instagramより @nhk_totonechan

 

NHK朝の連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』の視聴率が連日20%超え。朝ドラは、そのクオリティはもちろん、お年寄りや主婦にとって“毎朝15分のルーティン”となっているから強いです。

 

現在放送されている『とと姉ちゃん』のヒロインは、高畑充希(24)さん。連ドラでは『問題のあるレストラン』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(どちらもフジテレビ)で脇役を務めた後で、朝ドラでは『ごちそうさん』に出演経験がありました。キャリア十分の実力派女優と言っていいと思います。

 

ただ気になるのは高畑さんの朝ドラ以降です。

昭和の時代は【朝ドラヒロインを務めれば大女優の道が確約された】などと言われるほどでしたが、どうも近年は傾向が変わってきたようなんです。

 

国民的番組のイメージ


NHKウイークリーSTERA(ステラ) 2016年6/24号
Fujisan.co.jpより

 

朝ドラを10作程遡ってヒロインを見てみると…

2011年4月~

『お日さま』 井上真央

『カーネーション』 尾野真千子

『梅ちゃん先生』 堀北真希

『純と愛』 夏菜

『あまちゃん』 能年玲奈

『ごちそうさん』 杏

『花子とアン』 吉高由里子

『マッサン』 シャーロット・ケイト・フォックス

『まれ』 土屋太鳳

『あさが来た』 波留

 

既にトレンディドラマなど主役級で活躍していた(井上真央、堀北真希)、

脇役クラスから朝ドラで実質初主演(夏菜、土屋太鳳、波留)

朝ドラ主役大抜擢(尾野真千子、能年玲奈)、

こんな風に分けることも出来るでしょうか。

朝ドラヒロインは話題になりますし一目置かれる存在になります。ヒロインを演じると全ての過去がリセットされ一気に“大御所”的な肩書がつきます。

 

また朝ドラといえば、設定が明治・大正・昭和初期くらいの時代背景が多く、舞台が地方なら方言など、役に強いイメージが付きます。そこらのおばちゃんは役者の名前じゃなく役名で女優を覚えてしまうから影響力の強さが伺えます。

 

そうなると、どうなる?

http://www9.nhk.or.jp/asadora/

 

朝ドラが終了すると、今度は強いイメージが邪魔をして民放のトレンディドラマでは起用しにくくなるといった流れが出てきます。

 

例を挙げるなら、2013年大ヒットした『あまちゃん』の能年玲奈さん。単発ドラマ(2014年「世にも奇妙な物語・春の特別編」)、映画「ホットロード」は話題になりましたけど、朝ドラ以降、連ドラ出演がありません。

あまりにもヒロイン“天野アキ”のイメージが強く、あのキャラを超えるのは厳しいと思われたのでしょう。あれから2年以上経ったので今後出てくることを期待したいです。

 

変わった形では、『まれ』の土屋太鳳(21)さん。朝ドラ後「下町ロケット」(TBS)主人公の娘役で好演していました。『まれ』は時代設定が現代でしたし、あまり偏ったイメージは付かなかったと思います。現在「お迎えデス。」(NTV)で頑張っていますね。

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