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お腹の中に赤ちゃんがいる母親を殺したら?

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Q.

 お腹の中に赤ちゃんがいる母親を殺した場合、刑法上では母親に対する殺人罪のほかに、赤ちゃんに対する殺人罪も成立するでしょうか?
(1)成立しないと考えるのが一般的
(2)成立すると考えるのが一般的

A.

正解(1)成立しないと考えるのが一般的

 刑法199条では「人を殺した者」は殺人罪に問われる旨が規定されています。
 設例のように母親のお腹の中にいる赤ちゃんは、「人」と言えるかどうかが問題になります。

 刑法では、胎児の一部が母体から露出したときから刑法上の保護の対象とする「一部露出説」が一般的だとされます。
 したがって、お腹の中にいる段階で母親を殺した場合、胎児は残念ながら刑法の保護の対象とはならないため、赤ちゃんに対しての殺人罪は成立しないと考えるのが一般的となります。

元記事

お腹の中に赤ちゃんがいる母親を殺したら?

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