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42.195キロを初心者が完走するコツ!『ランニングマガジンクリール』編集長インタビュー

皆さんはマラソンされますか?フルマラソンは経験がなくても、健康維持やボディメイクのためにランニングをする方はいらっしゃると思います。体力もつけたいし、そろそろ走ってみようかな(でも、続かないかも)と考えている方へ。

 

今回は、『ランニングマガジン。クリール』(ベースボール・マガジン社)の編集長、樋口幸也さんにビギナーが“マラソンを楽しんで続けられるコツ!”を伺います。


ランニングマガジン・クリール(courir)
Fujisan.co.jpより

樋口さんは、年間15回のフルマラソンに参加。現在までにホノルルマラソンを14回など、日本のみならず世界のマラソン大会に30ヶ所以上参加されるベテランランナーです。これからマラソンやランニングをはじめようと思う方、必見ですよ!

ビギナーがフルマラソンに挑戦するのに何をしたらいい?

―― 最近、カラダづくりのために走りはじめました。以前、ミスワールドの選考で皇居ランに挑戦したのですが、それ以外では全く走ったことがなくて。続けるためにも思い切ってフルマラソンに挑戦という目標をたてたのですが…5㎞が精一杯。本当に42㎞も走れるのか不安です。

 

「いきなり42.195㎞を目指すのではなく、5㎞、10㎞とじょじょに増やして目標をたてて走るのが大事です。とりあえず5㎞皇居一周を歩かず走り切ることを目標にとかね。ダイエットだって急に減らすのは辛いし、続かないでしょう?」

 

―― 自分の力に見合った目標を設定して、こつこつ積み重ねてゆく感じでしょうか?

 

「マラソンは多くの人がイメージするほど過酷なスポーツではありません。ビギナーがフルマラソンを完走できないのは、体力というよりもペース配分を間違えていることが多い。100mを1分で走ると考えるとして1㎞が10分。フルだと約4200分。約7時間あれば走りきることができます」

 

―― それって、早歩きの速度ですね!

 

「そう。完走した人がかならずしも運動神経が良い人とは限らないのです。完走できなかったのは、最初にとばしすぎたとか。トレーニングを頑張りすぎて当日、故障してしまったとか。記録に挑戦したい!という方でなければ、ゆっくり楽しめばいいと思います」

トレーニングは何ヶ月前から始めるのが良い?

―― 皆、仕事や家事、育児をしながら、そのあいま、あいまに練習を重ねるわけですが、平均どのくらい練習すればいいですか?

 

「例えば学生時代に部活で毎日運動していた人と、帰宅部で、ほとんど運動をしたことのない人ではスタート地点が違います。まったく運動経験のない人が、安全に、楽しく走るためには最低6ヶ月くらいの準備期間があれば充分。最初の3ヶ月は運動に慣れて基礎体力をつけること。ハイキングなどからはじめてもいいよね。そして後半3ヶ月で、週に1~2回、最低10㎞を走れば半年後の大会には間に合います」

 

―― まずは3ヶ月かけて体質改善をして、残りの3ヶ月で自分のランスタイルを発見する感じですね。

 

「性格や体質の違いもあります。ゆっくりダラダラと走れる人もいるし、性格的にゆっくり走れない人もいる。そういう人は、短い時間で速く走るというメニューを繰り返すのがいいですね」

 

―― 体質改善といえば、私、トレーニング中に足が“つる”のが悩みなのですが、走り方に問題があるのでしょうか?

 

「汗で塩分が出てしまうと体内のミネラルバランスが崩れて足がつりやすくなります。特にダイエットとかボディメイクのためにマラソンをしている人は、水分補給を充分しない方が多くナトリウム不足になりがちです。ナトリウム・カリウムの入ったスポーツドリンクを常備して、始める前に飲んでおくことが大切です。特に夏場は気をつけて。30分以上走るならば給水を欠かさないことです」

ダイエット手段としてのマラソンの定着

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