「ジュンドック」って言われても、片手で食べられるって言われても、それ、何ですか?【旭川】
旭川市のスタルヒン球場で、高校野球を観戦していると、
隣の男性が何やら不思議なものを食べているではありませんか。
見た目は棒状で、
パッケージには「ジュンドック」と書かれています。
「ドック」と聞いてまず連想するのは、
パンにソーセージを挟んだホットドッグですが、
どうも違うようです。
まわりを見渡すと、この男性だけではありません!
老若男女、様々な人が「ジュンドック」にかぶりついているではありませんか。
今回は、旭川市民にとっての当たり前、
イベント会場で人気のご当地グルメに迫ります。
「ジュンドック」って何だ?
ご当地グルメを食べないと気が済まない、メシ通レポーターの裸電球です。
今回ご紹介する「ジュンドック」は店舗でも販売しているものの、
多くの人はイベント会場の売店などで購入するというのです。
やってきたのは、高校野球の熱戦が繰り広げられているスタルヒン球場です。
ここの売店でジュンドックが買えると教えてもらいました。
さっそく、「ジュンドック」の旗を発見!
ここにありますよ、といった感じでユラユラ揺れています。
ちなみに旭川市民であれば、
この「ジュンドック」、知らない人はいないというほどの知名度です。
しかし、旭川市以外の北海道民はというと、
みんな不思議そうな顔をする食べ物だというのです。
これです、これです!
旭川市民がイベント会場で食べる「ジュンドック」。
シェフの顔がプリントされたパッケージに包まれ、
いまだ、どんな食べ物なのか、謎です。
いくつか購入しました。
家に帰って、ジュンドック研究の第一人者になりますよ。
袋を破いたり、断面を観察したり。
もちろん食べたり。
楽しみです。
ここから開けるんですね。
ミシン目がついています。
さあ、いきますよ!
未知との遭遇ターイム!
出ました!
「お米」です、「お米」が顔を出しました!
「ジュンドック」という名前ですからね。
パンを想像していましたが。
どおりでズッシリとしていたわけです。
見よ、これが「ジュンドック」だ!
ついにベールを脱ぎました、「ジュンドック」の本体です。
おにぎりのような食べ物、ということですね。
まさか、全部「お米」ってことはないでしょう。
こうなると気になるのが「中身」ですよ。
それでは食べ進めていきますよ。
ガブリ!
やあ、こんにちは。
君はもしかして、アレかい?
ねえ、間違いないよね?
揚げ物だよね!
焦らすな〜。
まだ、何の揚げ物かがわかりません。
こっ……これは!
エビフライです!
大きなエビフライが出てきました!
なるほど!
「ジュンドック エビフライ 400円」です。
「ジュンドック」とは、
エビフライを「お米」で巻いたものだったんですね!
これはまさに「洋風おにぎり」とでもいいましょうか。
美味しいです、「ジュンドック」。
「お米」も炊きたてのようにツヤツヤしていますし、
しっかりと粘りがあり、エビフライとの相性も最高です。
1本でも食べ応えは十分なのですが、
ここは欲張っておかわりしましょう!
違うのが出てきました!
これは……ソーセージです。
しっかりと衣のついた、大きなソーセージです!
まさか。
「ジュンドック」は種類があるんですね。
今度はチキンカツです!
どれも大きくて最高です。
ワンハンドで、どこでも手を汚さずに簡単に食べられて、
ボリュームも満点。
これは、イベントで重宝される理由もわかりますね!
ちなみにお値段はどの種類も変わらず、400円です。
作り方は企業秘密
シンプルな作りの「ジュンドック」ではあるものの、
作り方は企業秘密!
巻き方は見せられないということで撮影NGです。
しかし、教えてもらえたこともありました。
フライに使うパン粉は、生の食パンから作るのがこだわりだそうです。
この「ジュンドック」は、イベント以外でも購入が可能です!
旭川市東光にある「ピジョン館」では常に販売しています。
さらに!
北海道外にお住いの方も安心してください!
ネットで注文すれば購入可能です!
「ジュンドック」と「ジュンドッグ」の表記があるんです!
お店の方にうかがったところ、
当初、「ジュンドッグ」だったそうですが、誰も濁って発音しないため、
次第に、「ジュンドック」になったそうです。
市民の間でも、「ジュンドック」派と「ジュンドッグ」派が入り混じっているため、
今後、「ジュンドッグ」派が増えてきたら、また濁点を戻すということでした。
そんなところも含めて、最高じゃないですか、「ジュンドック」!
謎のベールに包まれた正体は、米どころならではの、
洋風おにぎりといった食べものでした。
皆さんも是非、お召し上がりください!
※ 金額はすべて消費税込です。
お店情報
ピジョン館
住所:北海道旭川市東光11条2-4-22
電話番号:0166-33-0202
営業時間:お食事 11:00〜15:00
お持ち帰り 8:00〜18:00
定休日:水曜
書いた人:
裸電球
北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。 ブログ:「裸電球ぶら下げて」
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