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74歳のポール・サイモン 実験音楽の楽器を取り入れる

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J-WAVE月曜−木曜の14時からの番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)。6月20日(月)のオンエアでは、ニューアルバムをリリースしたばかりのポール・サイモンさんを特集しました。

サイモン&ガーファンクルのメンバーとして多く知られているポールさんは現在74歳。トム&ジェリーから数えると音楽キャリアは、なんと60年以上なのだとか!

スタジオアルバムとしては2011年以来の作品、「ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー」をリリースしたばかりのポール。このアルバムで特に注目すべきなのは、20世紀のアメリカの現代作曲家、ハリー・パーチの影響を受け、“パーチ楽器”なるものを使用したことです。その“パーチ楽器”とは一体どんなものなのか、ポールさんにお話を聞いてみました。

「ハリー・パーチは20世紀の作曲家として非常に高い評価を受けていたが、彼が作る音楽は“微分音”によるものだったから、一般的にはなかなか受け入れられない一方通行な音楽だとみなされてきた」と話すポールさん。

“微分音”(びぶんおん)とは、「1オクターブは十二音」とする西洋音楽のセオリーに対して「1オクターブには43の音がある」と、ハリー・パーチが音階を半音よりも狭く分けたものです。

「そして、自らの頭の中に聞こえる“微分音階”の音楽を形にし、作曲するためには、自分で楽器を作らなければならなかったんだ」とポールさん。

こうして発明されたパーチ楽器を、ポールさんはこのニューアルバムで使用しています。

「パーチ楽器は、どこか変わった非常に美しい音の光景だったんだ。一音一音を押して正確に聞こえてくる音ではなく、音と音の間を滑り抜けていくような、そんなユニークなサウンドなんだ」

その音楽を聴いて坂倉は「独特な音の世界なんですが、ポール・サイモンのボーカルと相まって優しい雰囲気にもなる、そんな感じも不思議です」と感想を披露。

そしてポールさん、このアルバムで“トローンバトゥ”という長いプラスチック管を一定の長さに切って、そこに息を吹き込んで使う実験音楽の楽器も使用しています。

60年以上の音楽キャリアを経ても新しい挑戦を続けるポール・サイモンさんのアルバム、ぜひチェックしてみてください♪

【関連サイト】
「ACOUSTIC COUNTY」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

楽器×非楽器? 大人と子どもの参加型音楽祭!(2016年06月19日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1783.html

鳥は音楽との相性抜群! その理由を亀田誠治が解説(2016年05月10日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1557.html

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