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ショコタンも絶賛!! 芥川賞作家・柳美里さんの新たなネコ文学「ねこのおうち」

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2016年6月17日、 河出書房新社より芥川賞作家・柳美里さんの小説ねこのおうちが発売します。

今年、 執筆開始30周年&芥川賞受賞20周年を迎える柳さんが描く2年ぶりの最新小説は、 中川翔子さんも絶賛する猫好き必読の感動の物語です。

『ねこのおうち』あらすじ

生まれてすぐに、 へその尾がついたまま『ひかり公園』に捨てられたキジ虎猫のニーコ。 幸運にもおばあさんに助けられ一緒に暮らすことになったニーコは、 幸せな日々を送っていました。
しかし、 ニーコが生まれて三度目の春のこと。 おばあさんが体調を崩し、 突然の別れがやってきます。 はじめてひとりで過ごすこととなった外の世界。 そして、 6 匹の子供の誕生。
子育てに奔走するニーコでしたがしかし…ある日、 草むらに落ちていた肉団子を口にした後、 突然の激しい痛みが襲ったかと思うと、 二度と子供たちのもとへ戻ることはできなかったのです。
果たして、 残された子猫たちの運命は…。

中川翔子さんのコメント

ねこのおうちの中でおばあさんが病気になるまで愛され飼われていたニーコは、 雑種だという理由で公園に捨てられたキジ虎です。 ある理由でおばあさんとも別れることになったニーコは、 子猫たちを産んだあと、 公園に撒かれた毒団子を食べて苦しみながら息絶えます。 残され、 ノラとなった6匹の子猫たちと、 彼らと出会った人々との心の触れ合いと再生…。
哀しみの中に救いと愛を、 柳美里さんは描かれました。 愛を与えるのも、 命を奪うのも同じ人間。
何度も読み返したい、 大切な本に出会えたことに感謝して、 これからも不幸なねこたちのおうちを見つけるお手伝いをしていきたいと思います。

新刊刊行記念トークライブ開催決定!

作家・柳美里の執筆業30周年を記念して、 オープンしたてのロフト9でトークライブを開催! ゲストには、 新潮社出版部長の中瀬ゆかり、 柳の友人でもある劇作家の前田司郎が登場。 デビューから現在まで、 そして南相馬市に移住してからのこれからを語りつくす。 終演後には、 柳氏、 前田氏の新刊サイン会も開催。
詳細はこちら→ ロフト9渋谷 (http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/46377)

本作は猫との生活を通じて、 生きることの哀しみ、 そしてきらめきを描きながらも、 昨今の猫ブームに加熱する社会に一石を投じる小説です。

ブームの裏側で人間の手により捨てられ、 その命を失う沢山の猫たち…。 そんな猫たちと幸運にも出会った人々との間で奏でられる命の物語は、 読後、 私たちの胸にこれまでと違った“猫との世界”を広げるはずです。

【書籍情報】
『ねこのおうち』柳美里
2016/6/17発売
ISBN: 978-4-309-02472-1
本体価格:1500円(税別)
46判/256頁
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
イラストレーション:千海博美

河出書房新社HP ねこのおうち (http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309024721/)

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: すこやか山田) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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