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フランス・パリの大ターミナル「リヨン駅」を徹底解説 

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Photo credit:Hiroyuki Fukagawa「トランブルー、美術館も真っ青なパリ・リヨン駅のレストランで一人飯」

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。

今回はフランスのパリにあるリヨン駅を解説します。リヨン駅の歴史から駅の構造までたっぷりと情報をお伝えします。

リヨン駅の概要

「リヨン」という名前が付いていますが、リヨン駅は「リヨン」という街にあるわけではありません。同じフランスのパリにあります。「リヨン駅」と名付けられている理由は、リヨン方面に向かう列車が発着する駅だからです。このような方法は他のヨーロッパのターミナルでも見られますね。また、国際便ではイタリアやスイス方面の列車が発着し、RER(A線とD線)とメトロ1号線と14号線も乗り入れています。リヨン駅はフランスのみならず、ヨーロッパでも歴史のあるターミナルとして有名なのです。

Photo credit:tabitabi parsley「france2011.1 -パリ編ver1-」

リヨン駅の歴史

リヨン駅は1847年に建設が開始されました。リヨン駅が竣工されたのは1849年のこと。当時の駅はバスティーユ広場の近くにあり、当時の路線は「リヨン通り」となっています。1900年に万国博覧会に合わせて3代目の駅舎が完成。現在も使われている青いホームはこの時に建設されました。1960年代に地下ホームが完成し、1980年代にはTGVホームが完成。フランスの鉄道の発展を常に見続けてきたのがリヨン駅なのです。

リヨン駅はどのような構造?

リヨン駅は大きく3つのフロアに分けることができます。ホール1は正面から入ってすぐの場所にあります。ホール1から左奥の方向に進むとホール2に着きます。そして、0階にあるのがホール3です。それぞれのホールへの移動は3~5分はかかりますので、移動の際には十分ご注意ください。電光掲示板では列車が発車する番線だけでなく、どのホールから発車するのかもチェックしておきましょう。

リヨン駅にはどのような列車が乗り入れているのか

リヨン駅はパリのターミナルということもあり、様々な列車が乗り入れています。まず、フランスが誇る高速列車(TGV)をご紹介しましょう。リヨン駅から発車するTGVは国内線と国際線に分けることができます。国内線は主に南東方面(リヨン・アヴィニョン・ニースなど)へ向かいます。一方、国際線はスイス(ジュネーブ・ベルンなど)とイタリア(ミラノなど)へ。その他にはブルゴーニュ方面へ向かうTERなどがあります。

他の交通機関への乗り継ぎ

リヨン駅へはメトロ1号線と14号線が乗り入れています。1号線はシャトレ駅やシャルル・ド・ゴール=エトワール駅を、14号線はマドレーヌ駅やサン・ラザール駅を通ります。なお、リヨン駅からパリの玄関口であるシャルル・ドゴール空港へはエールフランスの空港バスを使いましょう。シャルル・ドゴール空港からの場合はモンパルナス行きのバスに乗ります。所要時間は約1時間ですが、夕方は交通渋滞に巻き込まれる可能性がありますので、時間には余裕を持ちましょう。

リヨン駅のサービス

次に気になるリヨン駅のサービスを見ていきましょう。

ル・トラン・ブルー

Photo credit:Hiroyuki Fukagawa「トランブルー、美術館も真っ青なパリ・リヨン駅のレストランで一人飯」

リヨン駅を訪れたら必ず「ル・トラン・ブルー」というレストランに寄ってみましょう。このレストランは映画「ニキータ」にも登場したことでも有名です。ちなみに、この「ル・トラン・ブルー」はカレーからニースを結んでいた豪華列車の列車名に由来します。店内に入って驚くのはバロック調の豪華絢爛な内装。そして、天井や壁にはパリからマルセイユまでの風景画が飾られています。料理の方は正統派のフレンチとなっています。ドレスコードはありませんが、キレイめな服で行くといいでしょう。

トイレ

トイレは各ホールにありますのでご安心を。ホール1にあるトイレはエスカレーターを下り、メトロとの連絡通路の途中にあります。ホール2のトイレは左奥、ホール3のトイレはホールの手前にあります。それぞれのトイレの営業時間はホール1のトイレが6:00~22:00、ホール2のトイレが6:00~24:00、ホール3のトイレが6:00~22:00となっています。フランスのみならず、ヨーロッパのトイレで気をつけたいことは使用は有料であるということ。リヨン駅のトイレ料金は0.5ユーロとなっています。

荷物預かり所

乗り継ぎの際に賢く使いたいスポット、荷物預かり所。リヨン駅には荷物預かり所が一箇所しかありません。荷物預かり所はホール3の南奥にある0番線の近くにあります。荷物預かり所は黄色い外観となっています。駅の外からですと、セーヌ川寄りのベルシー通りから入ると簡単に見つけることができます。なお、荷物を預かる際には、荷物検査の機械に通す必要があるのでご注意を。ロッカーから出てくるカードは紛失しないように気をつけましょう。

リヨン駅の治安

基本的には安全ですが、スリや置き引きには十分注意したいところ。リヨン駅を歩く際には、お喋りばかりせず、ほんの少しの警戒心は持つようにしましょう。ちょっとしたスキでも荷物を盗まれる可能性がありますので、管理はいつも以上に気をつけてください。特に夜間の場合は、駅に長居せず、足早に立ち去るのが賢明です。万が一、テロなどが起きた場合、爆発音を聞いたら身をかがめて、そして駅員や警察の誘導に冷静に従いましょう。

駅の周辺には

リヨン駅の周辺にはどのようなスポットがあるのでしょうか? さっそく紹介します。

ベルシー・ヴィラージュ

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メトロ14号線のOlympiade方面行きに乗り、2つ目のCour St Emilionで下車してみましょう。すると、ベルシー・ヴィラージュと呼ばれる商店街に着きます。ベルシー・ヴィラージュは倉庫街を改装したもので、様々な可愛らしいお店が立ち並んでいます。また、ベルシー・ヴィラージュにはベンチが多数ありますので、ベンチに腰掛けてランチを食べるのもいいでしょう。ちなみに、ベルシー・ヴィラージュは横浜の赤レンガ倉庫と少し似ています。

ヴィアデュック

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リヨン駅を出て右方向に伸びるアベル通りを進むと、レンガが立ち並ぶ建物が見えます。ここは「高架橋」の意味を表す「ヴィアデュック」と名付けられており、ギャラリーやアトリエが立ち並ぶ芸術豊かなスポットです。絵画以外にも楽器店、調理器具、アクセサリーのお店などがあり、バラエティー豊富。散歩がてら立ち寄りたくなるはず。お店に入ったら店員さんに「ボンジュール」と挨拶をすれば、気兼ねなく対応してくれます。普段のパリの生活感を感じられるスポットではないでしょうか。

ベルシー駅

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パリには数多くの駅が存在しますが、ベルシー駅もその一つ。リヨン駅から南方向にベルシー通りを歩きます。すると10分~15分程度でベルシー駅に到着します。ベルシー駅からはブルゴーニュ地方にある都市へ向かう列車が発着しています。ボルドー、リヨン方面へ向かう方はベルシー駅もチェックしてみましょう。なお、ベルシー駅にはメトロ6号線と14号線が乗り入れています。一応ベルシー駅にもキオスクはありますが、リヨン駅と比較すると閑散としています。

基本情報

名称:リヨン駅(Gare de Lyon ガール・ドゥ・リヨン)
住所:Place Louis Armand, 75571 Paris
ホームページ:http://www.gares-sncf.com/fr/gare/frply/paris-gare-lyon

Photo credit:Naoko Miyashita「Paris-London-Lyon-Paris」

最後に

ヨーロッパに限らず言えることですが、列車を利用する際には時間に余裕を持って。そして、スリにあわないように十分に注意しましょう。

ライター: Nitta Hiroshi
Photo by: tabitabi parsley「france2011.1 -パリ編ver1-」

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*Hiroyuki Fukagawa「トランブルー、美術館も真っ青なパリ・リヨン駅のレストランで一人飯」

*tabitabi parsley「france2011.1 -パリ編ver1-」

*Naoko Miyashita「Paris-London-Lyon-Paris」

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