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メディアミックスの申し子? ベスト10に2曲チャートインした藤原さくらの快進撃

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 AKB48旋風が落ち着いたと思ったら、今週はV6の新曲が一気に首位を獲得。やはりジャニーズは最強だなと思いきや、関係者はかなりハラハラしていたのではないだろうか。というのも、ニューカマーがグイグイと迫ってきていたからだ。

 そのニューカマーとは、今週2位を記録した藤原さくらの「Soup」(【表1】)。フジテレビ系の月9ドラマ『ラヴソング』で福山雅治の相手役を務め、劇中でもシンガーとして歌を披露したことで注目を集めたことは、彼女にとって非常に大きい。試聴率は苦戦したようだが、主題歌自体は高い評価を得たことはこのチャートが物語っている。ツイッターでのつぶやき数は5/16付ですでに19位にまで急上昇しているし(水色のグラフ)、ラジオのオンエア回数も解禁になったタイミングの5/23付から常に10位以内(緑のグラフ)。そして、動画の再生数など他の要素も加わって、今週の結果となっている。

 彼女のメディアアミックスが成功したことは、もう一曲「好きよ 好きよ 好きよ」が10位にランクインしたことからも読み取れる(【表2】)。この曲はシングルのカップリングだが、ドラマ内ではライヴ・シーンで福山率いるバンドをバックに歌唱を披露。そのタイミングで、先行で配信されていたレコチョクやiTunesでのポイントが急上昇した(紫のグラフ)。そして、ツイッターでの話題性も相まって(水色のグラフ)、3週に渡り上位をキープしているというわけだ。

 こういったメディアでの大々的に露出があると、一発屋的なイメージで捉えられかねない。しかし、藤原さくらの場合は安泰だろう。なぜなら、ドラマ出演以前にすでに評価が高かったし、ビルボードライブ東京での単独ライブを成功させているほどの実力の持ち主だからだ。彼女の次なる戦略が、今から楽しみである。text by 栗本斉

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