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介護士、アートする。

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はじめまして、飴色珈琲と申します。日々、高齢者とアートする介護士です。アートは「その方らしさ」をそっとすくい上げます。

認知症で無表情になった方が、アートで一瞬であろうと、その人らしい表情を取り戻す時、私はこの仕事について本当によかったと、思います。これはそんな私の、実際の経験をもとにしたフィクション漫画です。

本編

―――アートの時間。「したくない」の表現ももちろん、あり…。―――

―――思えば普段、私は物言わぬその方の「したくない」ことを無理強いしながら働いている―――

―――だから余計にアートの時間は、―――

―――その方の、そのまま、あるがまま、と共にいたい―――

私の未熟を受け止める、年輪のような、手。

おしまい

あとがき

今日も皆様とアートをしました。

前日、入浴介助時に暴れた、認知症の進んだ男性も参加していました。
浴室でその方に噛みつかれた時、私は「仕事だから」と淡々と介助を行いました。

でも今日、アートをしながら、ささやかな身振りで、無邪気に表現されるその方を見て…

「私は昨日、もっと違う関わりが出来たのでは?」と感じたのです。互いの心が触れあうような関わりを。
せめて最後に一言「今日は疲れましたね」と、その男性にも、そして自分自身にも声をかけられたのではないか、と。

アートは未熟な私に、日々問いかけをくれます。
読んで頂き、ありがとうございました。

飴色珈琲

この記事を書いた人

飴色珈琲

介護福祉士 / 一般財団法人生涯学習開発財団認定 シニアアートワークセラピスト。日々、介護現場でアートを行っている。

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